ブラッドリー・チャブ
ブラッドリー・オースティン・チャブ(Bradley Austin Chubb, 1996年6月24日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州オーステル出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのマイアミ・ドルフィンズに所属している。ポジションはアウトサイドラインバッカー。同じくNFL選手のニック・チャブは従兄にあたる[1]。 経歴カレッジノースカロライナ州立大学に進学し、1年目の2014年シーズンは主にスペシャルチームでプレーした。 2015年シーズンから先発を務め、66タックル、5サックを記録した。 2016年シーズンは56タックル、10サックを記録した。 2017年シーズン、相手の本拠地で行われたフロリダ州立大学戦の試合後に、フィールドの中央のフロリダ州立大学のロゴに唾を吐いた[2]。後にこの行動について謝罪し、かつて自身のInstagramの投稿にフロリダ州立大学の選手が攻撃的な返信をしてきたことが原因だと明かした[3]。2017年11月11日のボストンカレッジ戦で2.5サックを記録し、マリオ・ウィリアムズを抜いてノースカロライナ州立大学の通算最多サックを更新した。このシーズンは72タックル、10サックを記録し、ACC最優秀守備選手賞、ブロンコ・ナガースキー賞、テッド・ヘンドリックス賞などを受賞した。 個人成績
デンバー・ブロンコス
2018年のNFLドラフトにて、全体5位でデンバー・ブロンコスから指名され、その後4年総額2,727万ドルのルーキー契約を結んだ[6][7]。 2018年シーズンボン・ミラーと共に先発のアウトサイドラインバッカーを務めた。シアトル・シーホークスとの開幕戦でラッセル・ウィルソンから0.5サックを記録し、第3週のボルチモア・レイブンズ戦でジョー・フラッコから初のソロサックを記録した[8]。第6週のロサンゼルス・ラムズ戦ではジャレッド・ゴフからシーズンハイとなる3サックを記録し、翌週のアリゾナ・カージナルス戦ではジョシュ・ローゼンから2サックを記録した[9][10]。これらの活躍により、AFCの新人月間最優秀守備選手に選出された[11]。このシーズンは60タックル、12サックを記録し、NFLが発表したTop100プレイヤーランキングでは82位にランクインした[12]。 2019年シーズン第4週のジャクソンビル・ジャガーズ戦でシーズン初サックを記録したが、この試合で左膝の前十字靱帯を断裂し、シーズン残りの試合を全休した[13]。 2020年シーズン第4週のニューヨーク・ジェッツ戦でサム・ダーノルドから2.5サックを記録した[14]。このシーズンは42タックル、7.5サックを記録して自身初となるプロボウルに選出され、Top100プレイヤーランキングでは40位にランクインした[15]。 2021年シーズン開幕前にブロンコスから5年目の契約オプションを行使された[16]。このシーズンは怪我に苦しみ、7試合の出場に留まった。 マイアミ・ドルフィンズ2022年シーズン途中の2022年11月1日にチェイス・エドモンズ、2023年のドラフト1巡目指名権、2024年の4巡目指名権とのトレードでマイアミ・ドルフィンズへ移籍し、直後にドルフィンズと5年総額1億1,000万ドルの契約延長に合意した[17][18]。このシーズンは39タックル、8サックを記録し、怪我で欠場したカリル・マックの代理として2年ぶりにプロボウルに選出された[19]。 詳細情報年度別成績レギュラーシーズン
ポストシーズン
脚注
外部リンク
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