フラワーボウルステークス(Flower Bowl Stakes)は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州のサラトガ競馬場にて開催される競馬の競走(国際招待競走)である。
概要
1978年の創設時から2020年まではベルモントパーク競馬場の芝10ハロン(約2012m)で開催されていた。
2021年からサラトガ競馬場での開催に変更されるとともに距離も芝11ハロン(約2200m)で施行される[5]。
1982年から2021年まで競走格付けはG1であったが、2022年よりG2に降格されることになった[1]。アメリカ国内からは主に東部地区において芝中距離路線を進む有力牝馬が集まる。1999年に創設されたブリーダーズカップ・フィリー&メアターフへの前哨戦としても知られる。
競走名は、1950年代に競走生活を送り、繁殖牝馬としてボウルオブフラワーズ、グロースターク、ヒズマジェスティなどを産んだフラワーボウルを記念したものである。
主な出来事
- 1978年 - 芝10ハロンのハンデキャップ競走「フラワーボウルハンデキャップ」として創設。
- 1980年 - G2競走に格付け。
- 1982年 - G1競走に昇格。
- 1986年 - ディスマスティドとスクートが同着優勝。
- 1987年 - ダート10ハロンのコースで施行。
- 1994年 - 競走名が「フラワーボウルインビテーショナルハンデキャップ」に変更される。
- 2001年 - 負担重量規定がハンデキャップ制から賞金別定制に変更されたことに伴い、競走名が「フラワーボウルインビテーショナルステークス」に変更される。
- 2005年 - リスカヴァースが史上初の連覇。
- 2021年 - 距離を芝11ハロンに変更。
- 2022年 - G2競走に降格[1]。
歴代優勝馬
※国旗は調教国を表す。
日本調教馬の成績
脚注
- ^ a b c “Blue Grass Stakes to Return to Grade 1 Status”. bloodhorse.com (2022年1月28日). 2022年1月29日閲覧。
- ^ “Flower Bowl S.” (PDF). EquiBase. 2019年6月16日閲覧。
- ^ “Flower Bowl Stakes (Gr. 1)”. EquiBase. 2019年6月16日閲覧。
- ^ “ICSC2019” (PDF). ICSC. 2019年6月16日閲覧。
- ^ “Jockey Club Gold Cup, Flower Bowl Shifted to Saratoga”. bloodhorse.com (2021年2月19日). 2021年2月20日閲覧。
レース結果の出典
- Equibase
- 1991,1992,1993,1994,1995,1996,1997,1998,1999,2000
- 2001,2002,2003,2004,2005,2006,2007,2008,2009,2010
- 2011,2012,2013,2014,2015,2016,2017,2018
外部リンク