シスターチャーリー
シスターチャーリー(Sistercharlie、2014年3月13日 - )はアイルランド生産、フランスおよびアメリカ合衆国調教の競走馬[1]。 主な勝ち鞍は2018年のブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ、ジェニーワイリーステークス、2018年・2019年のダイアナステークス連覇、ビヴァリーD.ステークス連覇、2019年のフラワーボウルステークス。 戦績2014年3月13日アイルランドで誕生。2016年12月にフランス・ドーヴィル競馬場でデビューし、初勝利を挙げる[1]。 2017年はペネロープ賞(G3)で重賞初制覇を飾り、次戦のディアヌ賞(仏オークス)でもセンガ(Senga)の2着に入った[1]。同レース後、アメリカ人馬主のピーター・ブラントによって購入され、アメリカ合衆国のチャド・ブラウン厩舎に転厩する。移籍初戦のベルモントオークス招待ステークスではクビ差の2着となった。しかし、その後肺炎を発症し、一時は現役続行が危ぶまれたが無事回復を果たす[3]。 2018年4月、前年7月以来の復帰戦となったジェニーワイリーステークスでGI初勝利を果たすと、次走のニューヨークステークス(G2)こそ僅差の2着に敗れたが、夏場にダイアナステークス、ビヴァリーD・ステークスの2つのG1を連勝[4]。迎えたブリーダーズカップ・フィリー&メアターフでは欧州G1レース3勝の3歳牝馬ワイルドイリュージョンをマークしながらレースを進め、ゴール前でクビ差差し切って優勝し、4つ目のG1タイトルを獲得した[5]。この活躍により、同年のエクリプス賞最優秀芝牝馬に選出された[3]。 2019年は冬場の熱発など軽度の頓挫が続き、春シーズンは全休[6]。7月のダイアナステークスで復帰し、4番手追走から直線で抜け出して前年に続いて連覇を果たした[7]。続くビヴァリーD・ステークスでも次元の違う末脚を見せ、2着に3馬身差をつける圧勝で連覇を達成し、前年からG1レース5連勝とした[8]。半弟ソットサスが3着に入った第98回凱旋門賞と同日に行われたフラワーボウルステークスも断然人気に応えて完勝し、G1・7勝目を挙げた[9]。しかし、ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフでは圧倒的に1番人気に推されながら3着に敗れ、連覇は叶わなかった[10]。 競走成績以下の内容は、Racing Post[1]の情報に基づく。
血統表
脚注
外部リンク
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