フォーカス (Focus )は、1970年 に結成されたオランダ 出身のプログレッシブ・ロック ・バンド 。「ショッキング・ブルー 」などと並んで、国際的に成功したオランダのロック・バンドの最古参としても知られる。
1970年代 にはタイス・ファン・レール [ 注釈 1] (キーボード 、フルート 、ボーカル )とヤン・アッカーマン (ギター )を中心メンバーとして活動した。1978年 に解散したが、2002年 にファン・レールが新しいメンバーを集めてフォーカスとして正式に活動を再開した。
略歴
1969年 - 1978年
若き日の創始者タイス・ファン・レール(Key, Fl, Vo) 1971年11月
1974年全盛期のグループ・ショット(左からヤン・アッカーマン、ベルト・ライテル、タイス・ファン・レール、コリン・アレン)
若き日のヤン・アッカーマン(G) 1974年2月
1969年 、ファン・レールがハンス・クルフェール (ドラムス)、マーティン・ドレスデン (ベース)と「トリオ・タイス・ファン・レール 」を結成。数か月後、元ブレインボックス のアッカーマンが合流[ 2] して、同年秋に「フォーカス」が誕生した。
1970年 9月、オランダでアルバムFocus Plays Focus [ 注釈 2] でデビュー。1971年1月にシングルとして発表したアッカーマン作の新曲「ハウス・オブ・ザ・キング (英語版 ) 」がヨーロッパでヒット。アッカーマンの主張により、ドラマーをクルフェールからアッカーマンのブレインボックスでの同僚だったピエール・ファン・デル・リンデン [ 注釈 3] に、ベーシストをドレスデンからシリル・ハフェルマンス に代えた。
1971年 10月、イギリスのブルース・ロック・ミュージシャンの作品の制作に携わってきたマイク・ヴァーノン (英語版 ) をプロデューサーに迎えて[ 注釈 4] 、2作目のアルバム『ムーヴィング・ウェイヴス 』[ 注釈 5] を発表。ファン・レールとアッカーマンの共作「悪魔の呪文 (Hocus Pocus )」は、ハードでキャッチーなギターのリフと、ヨーデル を用いたボーカルが合体した非常にインパクトの強い楽曲で、シングル・カットされて世界的なヒットを記録した。彼等は一躍人気バンドとなり、イギリスやアメリカでも注目されるようになる。9月、ハフェルマンスがソロ活動の為に脱退したので、後任にベルト・ライテル を迎えた。
1972年 11月、3作目で2枚組のアルバム『フォーカスIII 』を発表。ファン・レール作の「シルヴィア (英語版 ) 」は、翌1973年には全英シングル・チャート で4位を記録する大ヒットとなった[ 6] 。彼等はイギリスで絶大な人気を得て、この年のメロディ・メーカー誌の人気投票のギタリスト部門では、それまで10年連続でトップに選ばれたエリック・クラプトン に代わってアッカーマンが栄冠を手にした[ 7] 。
1973年 3月から4月にかけて大規模なアメリカ・ツアーを行い、続いてロンドンのレインボウ・シアター (英語版 ) での5月4日と5日の2日連続の公演を皮切りにイギリス・ツアーを行った。10月には5月5日の演奏を収録した初のライブ・アルバム『フォーカス・アット・ザ・レインボー 』を発表。ファン・デル・リンデンが脱退して、イギリス人のブルース・ロック・ミュージシャンのコリン・アレン がヴァーノンに推薦されて加入。1974年5月に4作目のスタジオ・アルバム『ハンバーガー・コンチェルト 』を発表して、6月に初の日本公演[ 注釈 6] を行った。
イギリスでの高い人気で日本でも知名度が上昇し、アッカーマンは各音楽誌のギタリストの人気投票でクラプトン、リッチー・ブラックモア やジミー・ペイジ らと並んで上位にランクされる存在となった。1974年 と1975年 の2年連続で来日し、イギリスやアメリカのロック以外のユーロ・ロック にも注目が集まる契機となる。
1975年2月にアレンが去り、アメリカ人のドラマーのデヴィッド・ケンパー が参加して5作目『マザー・フォーカス 』を制作。同年6月に行なわれた2度目の日本公演にはファン・デル・リンデンが参加した[ 注釈 7] 。1976年 にアッカーマンが脱退し、後任にジャズ界で知名度のあったフィリップ・カテリーン が加入。ファン・レール、ライテル、ケンパー、カテリーンの顔ぶれでライブ活動を行った[ 注釈 8] 。1977年 には、ファン・レール、ライテル、カテリーン、ギタリストのエーフ・アルベルツ (オランダ語版 ) 、ドラマーのスティーヴ・スミス [ 注釈 9] 、ボーカリストのP. J. プロビー (英語版 ) [ 注釈 10] が参加してアルバム『新しき伝説 (英語版 ) 』を制作した。
1978年 に解散。
1985年 - 1999年
1985年 、ファン・レールとアッカーマンが「ヤン・アッカーマン & タイス・ファン・レール(Jan Akkerman & Thijs Van Leer)」名義でアルバム『青い旅路・フォーカス (英語版 ) 』を発表するが商業的には失敗に終わった。
1990年 、ファン・レール、アッカーマン、ファン・デル・リンデン、ライテルの顔ぶれで一時的に再始動。オランダのラジオ局Radio Veronica の番組Oud Van Goudの為にアペルドールン のAmericahalで約40分間のライブ演奏を披露。この模様はテレビで放映された。
1993年 にも「ヤン・アッカーマン & タイス・ファン・レール」の連名でライブ活動をしたものの、再結成に至らず。1997年 には、ファン・レール、クルフェール、ライテルがギタリストのメンノ・ホーチェスと再結成を試みたが、1999年 に失敗に終わる。
2002年 - 現在
2002年 、ファン・レールはフォーカスのトリビュート・バンドのメンバーたちを招いてフォーカスを正式に再結成し、翌年に27年ぶりのアルバム『フォーカス8 (英語版 ) 』をリリース。
以降『フォーカス9 / ニュー・スキン (英語版 ) 』(2006年 )[ 10] 、『X (英語版 ) 』(2012年 )[ 11] 、『ゴールデン・オールディーズ (英語版 ) 』(2014年 )[ 12] などコンスタントに作品を発表し、メンバー交代を繰り返しながらも活発な活動を続けている。2004年にはファン・デル・リンデンが復帰し、2010年にはホーチェスが加入した。
メンバー
タイス・ファン・レール(Key/Vo/Flu) 2014年
ピエール・ファン・デル・リンデン(Ds) 2012年
現ラインナップ
タイス・ファン・レール (Thijs van Leer) – キーボード 、フルート 、ボーカル (1969年-1978年、1985年、1990年、1997年–1999年、2002年- )
ピエール・ファン・デル・リンデン (Pierre van der Linden) – ドラムス (1970年-1974年、1975年、1990年、2004年- )
メンノ・ホーチェス (Menno Gootjes) – ギター (1997年–1999年, 2010年- )
ウド・パンネケート (Udo Pannekeet) – ベース (2016年- )
旧メンバー
ハンス・クルフェール (Hans Cleuver) – ドラムス (1969年-1970年、1997年–1999年) ※2018年死去
マーティン・ドレスデン (Martin Dresden) – ベース (1969年-1970年)
ヤン・アッカーマン (Jan Akkerman) – ギター (1969年-1976年、1985年、1990年)
シリル・ハフェルマンス (Cyril Havermans) – ベース (1970年-1971年)
ヤコブ・アッカーマン (Jacob Akkerman) – ドラムス (1971年)
ベルト・ライテル (Bert Ruiter) – ベース (1971年-1978年、1990年、1997年–1999年)※2022年死去[ 13]
コリン・アレン (Colin Allen) – ドラムス (1973年-1975年)
デヴィッド・ケンパー (David Kemper) – ドラムス (1975年-1977年)
フィリップ・カテリーン (Philip Catherine) – ギター (1976年-1978年)
エーフ・アルベルツ (オランダ語版 ) (Eef Albers) – ギター (1977年-1978年)
P. J. プロビー (英語版 ) (P. J. Proby) – ボーカル (1977年-1978年)
スティーヴ・スミス (Steve Smith) – ドラムス (1977年-1978年)
タト・ゴメス (Tato Gómez) – ベース (1985年)
マリオ・アルガンドーナ (Mario Argandoña) – ドラムス (1985年)
ボビー・ヤコブス (英語版 ) (Bobby Jacobs) – ベース (2002年-2016年)
ヤン・ドゥメー (英語版 ) (Jan Dumée) – ギター (2002年-2006年)
ルベン・ファン・ローン (Ruben van Roon) – ドラムス (2002年)
ベルト・スマーク (Bert Smaak) – ドラムス (2002年-2004年)
ニールス・ファン・デル・ステーンホフェン (Niels van der Steenhoven) – ギター (2006年-2011年)
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
ライブ・アルバム
『フォーカス・アット・ザ・レインボー 』 – Focus at the Rainbow (1973年)
『ライヴ・アット・ザ・BBC (英語版 ) 』 – Live at the BBC (2004年)
『ライヴ・イン・ヨーロッパ』 – Live In Europe (2012年)
『ライヴ・イン・イングランド』 – Live In England (2016年)
『ライヴ・アンソロジー』 – Live Anthology (2017年)
Focus 50: Live in Rio (2021年)
コンピレーション・アルバム
Dutch Masters (1975年)
Hocus Pocus: The Best of Focus (1975年)
『シップ・オブ・メモリーズ-美の魔術- 』 – Ship of Memories (1976年) ※アウトテイク集
Focus 8.5 / Beyond the Horizon (2016年) ※アウトテイク集
Hocus Pocus Box (2017年)
Focus 50 Years Anthology 1970-1976 (2020年)[ 14]
CD1・Focus Plays Focus/In And Out Of Focus (Red Bullet RB 66.317.1) # タイトル 作詞 作曲 付記 時間 1. 「Focus (Instrumental)」 Thijs van Leer Original Release: 1970 9:46 2. 「Why Dream」 Thijs van Leer/Hans Cleuver (Lyrics by Erik Cleuver) Original Release: 1970 3:56 3. 「Happy Nightmare (Mescaline)」 Thijs van Leer/Martijn Dresden Original Release: 1970 3:56 4. 「Anonymus」 Thijs van Leer/Jan Akkerman/Martijn Dresden/Hans Cleuver Original Release: 1970 7:01 5. 「Black Beauty」 Thijs van Leer/Hans Cleuver (Lyrics by Erik Cleuver) Original Release: 1970 3:05 6. 「Sugar Island」 Thijs van Leer/Jan Staal Original Release: 1970 3:02 7. 「Focus (Vocal)」 Thijs van Leer/Hans Cleuver (Lyrics by Erik Cleuver) Original Release: 1970 2:43 8. 「House Of The King」 Jan Akkerman Bonus Tracks 2:23 9. 「Eruption」(Live Lanx 1970) Thijs van Leer/Jan Akkerman Bonus Tracks 37:31 合計時間:
73:23
CD2・Focus II/Moving Waves (Red Bullet RB 66.317.2) # タイトル 作詞 作曲 付記 時間 1. 「Hocus Pocus」 Thijs van Leer/Jan Akkerman Original Release: 1971 6:41 2. 「Le Clochard (Bread)」 Jan Akkerman Original Release: 1971 1:59 3. 「Janis」 Jan Akkerman Original Release: 1971 3:06 4. 「Moving Waves」 Thijs van Leer/Inayat Kahn Original Release: 1971 2:41 5. 「Focus II」 Thijs van Leer Original Release: 1971 4:03 6. 「Eruption (Orfeus - Answer - Orfeus - Answer - Pupilla - Tommy - Pupilla - Answer - The Bridge - Euridice - Dayglow - Endless Road - Answer - Orfeus - Euridice)」 Thijs van Leer/Jan Akkerman/Tom Barlage/Eelko Nobel/Pierre van der Linden Original Release: 1971 23:07 7. 「Hocus Pocus」(Single Version) Thijs van Leer/Jan Akkerman Bonus Tracks 3:27 8. 「House Of The King」(Single Version) Tom Barlage Bonus Tracks 3:25 9. 「Focus I」(Live Texel 1971) Thijs van Leer/Jan Akkerman Bonus Tracks 14:11 合計時間:
62:40
CD3・Focus 3 (Red Bullet RB 66.317.3) # タイトル 作詞 作曲 付記 時間 1. 「Round Goes The Gossip...」 Thijs van Leer Original Release: 1972 5:16 2. 「Love Remembered」 Jan Akkerman Original Release: 1972 2:48 3. 「Sylvia」 Thijs van Leer Original Release: 1972 3:32 4. 「Carnival Fugue」 Thijs van Leer Original Release: 1972 6:07 5. 「Focus III」 Thijs van Leer Original Release: 1972 6:05 6. 「Answers? Questions! Questions? Answers!」 Jan Akkerman/Bert Ruiter Original Release: 1972 14:03 7. 「Anonymus II (Part I)」 Jan Akkerman/Thijs van Leer/Bert Ruiter/Pierre van der Linden Original Release: 1972 19:33 8. 「Anonymus II (Conclusion)」 Jan Akkerman/Thijs van Leer/Bert Ruiter/Pierre van der Linden Original Release: 1972 7:34 9. 「Elspeth Of Nottingham」 Jan Akkerman Original Release: 1972 3:13 10. 「Sylvia」(Single Version) Thijs van Leer Bonus Tracks 3:32 11. 「Love Remembered」(Single Version) Jan Akkerman Bonus Tracks 2:49 12. 「Hocus Pocus」(US Single Version) Thijs van Leer/Jan Akkerman Bonus Tracks 3:25 合計時間:
77:57
CD4・At The Rainbow (Red Bullet RB 66.317.4) # タイトル 作詞 作曲 付記 時間 1. 「Focus III」 Thijs van Leer Original Release: 1973 3:52 2. 「Answers? Questions! Questions? Answers!」 Jan Akkerman/Bert Ruiter Original Release: 1973 11:26 3. 「Focus II」 Thijs van Leer Original Release: 1973 4:24 4. 「Eruption (Orfeus - Answer - Orfeus - Answer - Pupilla - Tommy - Pupilla)」 Thijs van Leer/Tom Barlage Original Release: 1973 8:40 5. 「Hocus Pocus」 Thijs van Leer/Jan Akkerman Original Release: 1973 8:27 6. 「Sylvia」 Thijs van Leer Original Release: 1973 2:47 7. 「Hocus Pocus - Reprise」 Thijs van Leer/Jan Akkerman Original Release: 1973 2:48 8. 「P's March」(Original Mix - Single Version) Thijs van Leer Bonus Tracks 3:27 9. 「Ship Of Memories」(Original Mix) Pierre van der Linden Bonus Tracks 4:40 10. 「P's March」(Original Mix - Full Version) Thijs van Leer Bonus Tracks 4:03 合計時間:
54:34
CD5・Hamburger Concerto (Red Bullet RB 66.317.5) # タイトル 作詞 作曲 付記 時間 1. 「Delitæ Musicæ」 Jan Akkerman Original Release: 1974 1:13 2. 「Harem Scarem」 Thijs van Leer Original Release: 1974 5:50 3. 「La Cathédrale de Strasbourg」 Thijs van Leer Original Release: 1974 4:57 4. 「Birth」 Jan Akkerman Original Release: 1974 7:45 5. 「Hamburger Concerto (Starter - Rare - Medium I - Medium II - Well Done - One For The Road)」 Jan Akkerman/Thijs van Leer Original Release: 1974 20:23 6. 「Early Birth」 Jan Akkerman Bonus Tracks 2:56 7. 「Harem Scarem」(Single Version) Thijs van Leer Bonus Tracks 3:08 8. 「Birth」(Alternate Mix) Jan Akkerman Bonus Tracks 7:43 9. 「Harem Scarem」(Alternate Mix) Thijs van Leer Bonus Tracks 5:51 合計時間:
59:46
CD6・Mother Focus (Red Bullet RB 66.317.6) # タイトル 作詞 作曲 付記 時間 1. 「Mother Focus」 Jan Akkerman/Thijs van Leer/Bert Ruiter Original Release: 1975 3:05 2. 「I Need A Bathroom」 Bert Ruiter Original Release: 1975 3:04 3. 「Benny Helder」 Thijs van Leer Original Release: 1975 3:33 4. 「Soft Vanilla」 Bert Ruiter Original Release: 1975 3:04 5. 「Hard Vanilla」 Bert Ruiter Original Release: 1975 2:35 6. 「Tropic Bird」 Bert Ruiter Original Release: 1975 2:45 7. 「Focus IV」 Thijs van Leer Original Release: 1975 3:57 8. 「Someone's Crying...What!」 Jan Akkerman Original Release: 1975 3:19 9. 「All Together...Oh That!」 Jan Akkerman Original Release: 1975 3:41 10. 「No Hang Ups」 Paul Stoppelman Original Release: 1975 2:56 11. 「My Sweetheart」 Jan Akkerman/Thijs van Leer Original Release: 1975 3:38 12. 「Father Bach」 traditional, adapted by Thijs van Leer Original Release: 1975 1:33 13. 「Focus IV」(Rough Mix) Thijs van Leer Bonus Tracks 4:02 14. 「Benny Helder」(Rough Mix) Thijs van Leer Bonus Tracks 3:45 15. 「Vanilla」(Rough Mix) Bert Ruiter Bonus Tracks 5:42 16. 「Mother Focus」(Rough Mix) Thijs van Leer Bonus Tracks 3:02 17. 「All Together...Oh That!」(Rough Mix) Jan Akkerman Bonus Tracks 3:42 18. 「My Sweetheart」(Rough Mix) Jan Akkerman/Thijs van Leer Bonus Tracks 3:46 19. 「Someone's Crying...What!」(Rough Mix) Jan Akkerman Bonus Tracks 3:18 20. 「Studio 55 Jam」 Jan Akkerman/Thijs van Leer/Bert Ruiter/David Kemper Bonus Tracks 6:56 合計時間:
71:23
CD7・Ship Of Memories (Red Bullet RB 66.317.7) # タイトル 作詞 作曲 付記 時間 1. 「P's March」 Thijs van Leer Original Release: 1976 4:48 2. 「Can't Believe My Eyes」 Jan Akkerman Original Release: 1976 5:22 3. 「Focus V」 Thijs van Leer Original Release: 1976 3:02 4. 「Out Of Vesuvius」 Jan Akkerman/Bert Ruiter Original Release: 1976 5:51 5. 「Glider」 Jan Akkerman Original Release: 1976 4:40 6. 「Red Sky At Night」 Thijs van Leer/Jan Akkerman Original Release: 1976 5:52 7. 「Spoke The Lord Creator」 Thijs van Leer/Erik Cleuver Original Release: 1976 2:33 8. 「Crackers」 Jan Akkerman Original Release: 1976 2:42 9. 「Ship Of Memories」 Pierre van der Linden Original Release: 1976 1:47 10. 「Elektrisch Levenslicht」(Neerlands Hoop In Bange Dagen) Freek de Jonge/Bram Vermeulen Bonus Tracks 3:09 11. 「The Shrine Of God」(Ramses Shaffy with Group Focus) Ramses Shaffy Bonus Tracks 3:39 12. 「Watch The Ugly People」(Ramses Shaffy with Group Focus) Ramses Shaffy/Thijs van Leer Bonus Tracks 2:19 13. 「House Of The King」(Rough Mix Version 1) Jan Akkerman Bonus Tracks 2:27 14. 「House Of The King」(Rough Mix Version 2) Jan Akkerman Bonus Tracks 2:26 15. 「Focus III」(Unreleased Single Version) Thijs van Leer Bonus Tracks 4:37 16. 「Mother Focus」(US Single Version - Take 14-17) Thijs van Leer/Jan Akkerman Bonus Tracks 7:12 17. 「Glider」(Single Version) Jan Akkerman Bonus Tracks 3:28 18. 「P's March」(Single Version) Thijs van Leer Bonus Tracks 4:07 19. 「O Avondrood」 Jan Akkerman/Thijs van Leer/Jules Deelder Bonus Tracks 5:10 20. 「Crackers」(Vocal version) Jan Akkerman Bonus Tracks 2:31 合計時間:
77:42
CD8 - Focus BBC 1973 (Red Bullet RB 66.317.8) Produced and recorded by Jeff Griffin for BBC Radio 1 in Concert, Paris Theatre, London, 17th January 1973. Broadcasted on 27th January 1973.
Jan Akkerman: Gibson Les Paul Custom 'Black Beauty' electric guitar
Thijs van Leer: Hammond L 100 organ, Fender Rhodes electric piano, flute, vocals
Bert Ruiter: bass guitar. vocals
Pierre van der Linden: drums # タイトル 作詞 作曲 付記 時間 1. 「Focus III」 Thijs van Leer Recorded on 17th January 1973 3:54 2. 「Answers? Questions! Questions? Answers!」 Jan Akkerman/Bert Ruiter Recorded on 17th January 1973 12:09 3. 「Focus II」 Thijs van Leer Recorded on 17th January 1973 5:06 4. 「Anonymus II」 Jan Akkerman/Thijs van Leer/Bert Ruiter/Pierre van der Linden Recorded on 17th January 1973 23:30 5. 「Focus I」 Thijs van Leer Recorded on 17th January 1973 4:27 6. 「Hocus Pocus」 Thijs van Leer/Jan Akkerman Recorded on 17th January 1973 7:38 7. 「Sylvia - Hocus Pocus (Reprise)」 Thijs van Leer/Jan Akkerman Recorded on 17th January 1973 5:52 合計時間:
62:36
CD9 - Focus Live 1971 - 1975 (Red Bullet RB 66.317.9)
Track 1: Recorded by VRO radio at the Newport Jazz Festival, Grote Zaal, De Dolen, Rotterdam, 29th October 1971
Track 2: Recorded at the Festival Hall, Osaka, 2nd July 1974
Track 3-6: Recorded at Nippon Budokan, Tokyo, 21st June 1975
Jan Akkerman: guitars, talkbox
Thijs van Leer: keyboards, flute, vocals
Bert Ruiter: bass guitar, vocals
Pierre van der Linden: drums (except 'Birth')
Colin Allen: drums on 'Birth' # タイトル 作詞 作曲 付記 時間 1. 「Eruption」(Live Rotterdam 1971) Thijs van Leer/Jan Akkerman/Tom Barlage/Pierre van der Linden Recorded on 29th October 1971 46:37 2. 「Birth」 Jan Akkerman Recorded on 2nd July 1974 11:38 3. 「Improvisation #1」 Thijs van Leer/Jan Akkerman/Bert Ruiter/Pierre van der Linden Recorded on 21st June 1975 8:35 4. 「House Of The King」 Jan Akkerman Recorded on 21st June 1975 3:02 5. 「Improvisation #2」 Thijs van Leer/Jan Akkerman/Bert Ruiter/Pierre van der Linden Recorded on 21st June 1975 6:23 6. 「Hocus Pocus」 Thijs van Leer/Jan Akkerman Recorded on 21st June 1975 3:20 合計時間:
79:35
日本公演
1974年
6月30日 東京・東京厚生年金会館
7月1日 東京・東京厚生年金会館
7月2日 大阪・大阪厚生年金会館
7月3日 名古屋・名古屋市公会堂
1975年
6月14日 東京・サンプラザホール
6月15日 東京・サンプラザホール
6月16日 名古屋・名古屋市公会堂
6月19日 大阪・大阪厚生年金会館
6月20日 京都・京都会館
6月22日(昼) 東京・サンプラザホール
6月22日(夜) 東京・サンプラザホール
2003年
4月10日 川崎・CLUB CITTA'川崎
4月11日 川崎・CLUB CITTA'川崎
4月12日 川崎・CLUB CITTA'川崎
2019年
4月22日 川崎・CLUB CITTA'川崎
4月23日 川崎・CLUB CITTA'川崎
脚注
注釈
^ 名字はLeerではなくvan Leer。「ティッジス・ヴァン・レール」「ティジス・ファン・レール」「ターツ・ファン・レール」「タイス・ファン・レア」「タイス・ヴァン・レアー」といった表記も存在する。
^ オランダ国外では、1971年1月に発表した「ハウス・オブ・ザ・キング」が新たに加えられて、異なるジャケットと新しいタイトル『イン・アンド・アウト・オブ・フォーカス 』で発表された。
^ 名字はvan der Linden。「ピエール・ヴァン・ダー・リンデン」という表記も存在する。
^ ヴァーノンは以後、1974年に発表された『ハンバーガー・コンチェルト 』まで、プロデューサーを務めた。
^ オランダ盤のタイトルは『フォーカスII』。
^ 2020年に発表されたCD・ボックス・セットの50 Years: Anthology 1970-1976 には、1974年7月2日の大阪公演でライブ録音された'Birth'が収録された。なお録音場所は大阪フェスティバルホールとされているが、大阪厚生年金会館の誤りと推測される。
^ 50 Years: Anthology 1970-1976 には、1975年6月21日に日本武道館でライブ録音されたとされる'Improvisation #1'、'House Of The King'、'Improvisation #2'、'Hocus Pocus'が収録された。実際には21日にはコンサートはなかったので、これらの音源は翌22日にサンプラザホールで13:00と18:30の2回開かれたコンサートのいずれかで収録されたと推測される。
^ 1976年5月にBBC Radio 1で放送されたライブが、2004年にLive at the BBC として発表された。
^ 当時、ジャズ・ヴァイオリニストのジャン=リュック・ポンティ と活動。後年、ジャーニー に参加。
^ アメリカ人で1960年代前半からイギリスで活動。1964年と1965年に数曲がトップ20を記録。1968年には唯一のビルボード100を記録。
出典
引用文献
Johnson, Peet (2015), Hocus Pocus: The Strife and Times of Rock's Dutch Masters , Tweed Press, ISBN 978-0-646-59727-0
外部リンク