フェルナンド・クルーズ (野球)
フェルナンド・E・クルーズ(Fernando E. Cruz, 1990年3月28日 - )は、プエルトリコのバヤモン出身のプロ野球選手(投手)。右投両打。MLBのニューヨーク・ヤンキース所属。 シンシナティ・レッズなどで活躍した元プロ野球選手(内野手)のルイス・キニョーネスは義父にあたる[1]。 経歴プロ入りとロイヤルズ傘下時代2007年のMLBドラフト6巡目(全体186位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、内野手としてプロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ロイヤルズでプロデビュー。48試合に出場して打率.210、1本塁打、15打点を記録した。 2008年はアパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズでプレーし、53試合に出場して打率.237、14打点、3盗塁を記録した。 2009年もルーキー級バーリントンでプレーし、51試合に出場して打率.277、3本塁打、21打点、2盗塁を記録した。 2010年はA級バーリントン・ビーズでプレーし、106試合に出場して打率.221、23打点、2盗塁を記録した。 2011年、この年より投手に転向した。打者としてはA級ケーンカウンティ・クーガーズでプレーし、 13試合に出場して打率.227を記録した。投手としてはルーキー級アリゾナリーグ・ロイヤルズでプレーし、17試合に登板して2勝3敗1セーブ、防御率7.99、17奪三振を記録した。 2012年はパイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズでプレーし、20試合に登板して4勝3敗3セーブ、防御率6.88、38奪三振を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月3日に自由契約となった[2]。 カブス傘下時代2013年から2年間はシーズン中どの球団にも所属せず、オフの期間中に故郷プエルトリコのウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・ロベルト・クレメンテでプレーするぐらいだった。 2014年12月19日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ。2015年は傘下のA+級マートルビーチ・ペリカンズ、AA級テネシー・スモーキーズ、AAA級アイオワ・カブスでプレーし、 3チーム合計で32試合(先発5試合)に登板して3勝4敗3セーブ、防御率5.64、58奪三振を記録した。 独立リーグ時代2016年4月17日に独立リーグであるカナディアン・アメリカン・リーグのニュージャージー・ジャッカルズと契約した。この年は48試合(先発3試合)に登板して2勝4敗18セーブ、防御率2.95、49奪三振を記録した。 同球団には2018年まで所属した。 メキシカンリーグ時代2018年8月10日にメキシカンリーグのプエブラ・パロッツと契約した。加入後は9試合(先発2試合)に登板して1勝1敗、防御率7.80、10奪三振を記録した。オフに退団した。 2019年から2年間はシーズン中どの球団にも所属せず、オフの期間中にウィンターリーグでプレーするぐらいだった。 2021年5月20日にメキシカンリーグのグアダラハラ・マリアッチスと契約した[2]。この年は26試合に登板して4勝1敗14セーブ、防御率2.73、37奪三振を記録した。オフに退団した。 レッズ時代2021年2月1日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[2]。開幕は傘下のAAA級ルイビル・バッツで迎え、8月末まで51試合に登板して4勝4敗23セーブ、防御率2.89、66奪三振を記録した。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると、翌2日のコロラド・ロッキーズ戦ではプロ入りから15年、32歳にしてのメジャーデビューを1回を無失点に抑える好投で飾った[3]。この年メジャーでは14試合(先発2試合)に登板して0勝1敗、防御率1.23、21奪三振を記録した。 2023年はシーズン前、第5回WBCのプエルトリコ代表に選出された[4]。シーズンではメジャーに定着し、58試合(先発2試合)に登板して1勝2敗、防御率4.91、98奪三振を記録した。 ヤンキース時代2024年12月20日にホセ・トレビーノとのトレードで、アレックス・ジャクソンと共にニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[5]。 詳細情報年度別投手成績
WBCでの投手成績
年度別守備成績
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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