フアン・リベラ

フアン・リベラ
*Juan Rivera*
	トロント・ブルージェイズ時代; (2011年6月4日)
基本情報
国籍	ベネズエラ
出身地	ミランダ州グアレナス
生年月日	1978年7月3日（46歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 225 lb ＝約102.1 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手
プロ入り	1996年
初出場	2001年9月4日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ニューヨーク・ヤンキース (2001 - 2003); モントリオール・エクスポズ (2004); ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム (2005 - 2010); トロント・ブルージェイズ (2011); ロサンゼルス・ドジャース (2011 - 2012);
国際大会
代表チーム	ベネズエラ代表
WBC	2006年
プレミア12	2015年
	この表について

フアン・ルイス・リベラ（Juan Luis Rivera, 1978年 7月3日 - ）はベネズエラ・ミランダ州出身のプロ野球選手（外野手）。右投右打。現在はフリーエージェント。

経歴

2001年 9月4日に、メジャーデビューを果たす。

2003年 12月16日に、ハビアー・バスケスとのトレードで、ニック・ジョンソン一塁手とランディ・チョート投手と共に、モントリオール・エクスポズへ移籍。

2004年 11月23日に、ホセ・ギーエン左翼手とのトレードで、マイサー・イズトゥリス内野手と共に、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍。

2006年開幕前の3月に第1回WBCのベネズエラ代表に選出された^[1]。

シーズンでは打撃開眼し、左脇腹痛で約3週間ほど戦線離脱を余儀なくされたものの、打率.310、本塁打23本、85打点をマーク。ア・リーグ外野手部門最多となる13補殺をマーク。

2007年は自身の怪我や若手外野手の活躍もあり出場機会は少なかった。

2008年は、4月1日のミネソタ・ツインズ戦で復帰。しかし、7月9日の試合までは34試合で打率.194・3本塁打・10打点と、打率が.200を超えず。しかし、10日の試合で5打数3安打を記録し、打率が.200台に乗ると、それ以降の試合では55試合で打率.266と復調。シーズン通じては打率.246・12本塁打・45打点とまずまずの成績を残し、2009年以降のシーズンに望みをつないだ。

2009年は前半戦を打率.312、本塁打16、OPS.879で折り返し、後半戦は打率.257、本塁打9、OPS.727と失速したものの、本塁打と打点でキャリアハイを記録し、故障なしでシーズンを乗り切った他、守備でもリーグの左翼手中2位のDRS23と同リーグ3位のUZR12.0を記録した。

2010年はシーズン途中にストレスにより視力が低下する症状に悩まされたこともあり、前年度に比べ大きく数字を落とし、守備でも精彩を欠いた。500万ドルという年俸の高さもネックとなってオフシーズンにマイク・ナポリと共にバーノン・ウェルズとのトレードでトロント・ブルージェイズに移籍した。

2011年 7月12日にトレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍。オフに1年契約で残留した。

2012年には、外野手の控えがトニー・グウィン・ジュニアとボビー・アブレイユ、一塁手の控えがジェームズ・ローニーで、トレードでシェーン・ビクトリーノ、エイドリアン・ゴンザレスが加入などの理由で出場機会が減少した。オフにFAに。

2013年1月13日に古巣のヤンキースとマイナー契約を結んだが^[2]、3月28日に放出された^[3]^[4]。4月29日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結ぶ。

2014年は所属球団がなく、オフに母国ベネズエラのウィンターリーグでプレー。

2015年10月に第1回WBSCプレミア12のベネズエラ代表に選出された^[5]。

選手としての特徴

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2001	NYY	3	4	4	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000	.000
2002		28	91	83	9	22	5	0	1	30	6	1	1	1	1	6	0	0	10	4	.265	.311	.361	.673
2003		57	185	173	22	46	14	0	7	81	26	0	0	1	1	10	1	0	27	8	.266	.304	.468	.773
2004	MON	134	426	391	48	120	24	1	12	182	49	6	2	0	0	34	7	1	45	11	.307	.364	.465	.829
2005	LAA	106	376	350	46	95	17	1	15	159	59	1	9	2	1	23	0	0	44	15	.271	.316	.454	.770
2006		124	494	448	65	139	27	0	23	235	85	0	4	0	6	33	0	7	59	14	.310	.362	.525	.887
2007		14	44	43	3	12	1	0	2	19	8	0	0	0	0	1	0	0	4	5	.279	.295	.442	.737
2008		89	280	256	31	63	13	0	12	112	45	1	1	0	8	16	0	0	33	10	.246	.282	.438	.720
2009		138	572	529	72	152	24	1	25	253	88	0	1	0	5	36	1	2	57	19	.287	.332	.478	.810
2010		124	455	416	53	105	20	0	15	170	52	2	2	0	2	33	4	4	58	10	.252	.312	.409	.721
2011	TOR	70	275	247	22	60	11	0	6	89	28	3	2	0	4	22	1	2	41	11	.243	.305	.360	.666
2011	LAD	62	246	219	24	60	12	1	5	89	46	2	1	0	5	21	0	1	35	5	.274	.333	.406	.740
'11計		132	521	466	46	120	23	1	11	178	74	5	3	0	9	43	1	3	76	16	.258	.319	.382	.701
2012		109	339	312	30	76	14	0	9	117	47	1	3	0	6	18	1	3	35	15	.244	.286	.375	.661
MLB：12年		1058	3787	3471	425	950	182	4	132	1536	539	17	26	4	39	253	15	20	448	127	.274	.323	.443	.766

代表歴

脚注

^ “2006 Rosters”. The official site of World Baseball Classic. 2013年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月6日閲覧。
^ “Yankees add Rivera to outfield mix”. Yankees.com (2013年1月28日). 2013年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月18日閲覧。
^ “J. Rivera out; Overbay, Francisco to make Yanks”. Yankees.com (2013年3月28日). 2013年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月18日閲覧。
^ “Yankees release 1B Rivera in favor of Overbay” (英語). ESPN.com (2013年3月28日). 2022年4月18日閲覧。
^ Venezuela reveals Final Roster for #Premier12 Mister Baseball （英語） (2015年10月14日) 2015年10月25日閲覧