ファン・マヌエル・コレア・ボルハ(Juan Manuel Correa Borja, 1999年8月9日 - )は、エクアドル出身のレーシングドライバー。エクアドル・アメリカの二重国籍を有する。
経歴
カート
2008年からカートを始め、自身のレースキャリアをスタートさせる。出身国であるエクアドルや、居住するアメリカのカートレースでタイトルを獲得した。
フォーミュラ4
2016年よりプレマ・パワーチームから「ADAC・フォーミュラ4(英語版)」「イタリア・F4選手権(英語版)」の両選手権へエントリーする。「イタリア・F4」では3勝をマークして総合6位を[1]、「ADAC・F4」では総合10位となった[2]。翌年も両選手権へ出場したが、主に「ADAC・F4」へ焦点を絞ってレースに挑んだ。
GP3シリーズ
2017年8月、コレアは第5戦スパ・フランコルシャンにてジェンザー・モータースポーツ(英語版)から「GP3シリーズ」へエントリー[3]。2018年には同チームから、フルタイム参戦を果たすことになった[4]。
F1
カート時代、ロータスF1チームのジュニアプログラムへ選抜されていたが、ルノーによるチーム買収が決定した後プログラムから外れることとなった[5]。2019年から、アルファロメオ・レーシング(ザウバー)の開発ドライバーとして契約を交わしたことを発表する[6]。
F2
2019年8月31日、FIA F2選手権第9戦のレース1でアントワーヌ・ユベールのバウンドした車体に突っ込む形で大クラッシュ。ユベールは死亡したが、コレアは何とか一命をとりとめた。事故により両足複雑骨折と脊椎損傷を負い、17時間の手術を受け、2019年11月の時点で自宅リハビリの段階まで回復している[7][8]。
F3
2019年の事故後、レースから離れてリハビリを続けていたが、2021年シーズンはARTグランプリと契約。FIA F3選手権に出走した[9]。
レース戦績
略歴
- † : 十分な出場数に達していなかったため、チャンピオンシップランキングから除外となった。
- * : 現状の今シーズン順位。
イタリア・F4選手権
ADAC・フォーミュラ4選手権
GP3シリーズ/FIA フォーミュラ3選手権
トヨタ・レーシング・シリーズ
FIA フォーミュラ2選手権
ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ
FIA 世界耐久選手権
ル・マン24時間レース
出典