ピクミン4
『ピクミン4』(英: PIKMIN 4)は、任天堂より2023年7月21日(体験版は6月29日)に発売されたNintendo Switch用ゲーム。2001年発売の『ピクミン』から続くピクミンシリーズのナンバリングタイトル4作目で、2013年発売『ピクミン3』から10年ぶりの続編[5]。Nintendo Switch用のピクミンシリーズゲームとしては、2020年発売の移植作品『ピクミン3 デラックス』以来で、初の新作シリーズとなる[6]。日本国内の売上が100万本以上を記録し、シリーズ初のミリオンセラーとなった。 ゲームシステム本作のストーリーは『ピクミン2』同様二部構成になっており、第一部ではレスキュー隊の新米隊員である主人公が、ピクミンたちのいる惑星(以下:PNF-404)へ赴き、救助犬のオッチンや現地の生物ピクミンとともに、二重遭難したほかの隊員たち、そして遭難のきっかけとなったキャプテン・オリマーを救うまでの物様子が描かれている。第一部クリア後に解放される二部では、様々な目的でこの惑星に来た一般の遭難者全員の救助と、しっぽに葉っぱが生えたオッチンを助ける事を目的に行動する事になる。なお、過去作との関係については明かされていない[7][注釈 1]。 本作では新キャラクターである宇宙犬・オッチンが登場し、原生生物などを運べるほか、主人公やピクミン達を背中に乗せて移動することなどができる[5]。また隊長のシェパードの訓練を行うと能力が上がるアップグレード要素も導入された。また新たに氷ピクミンとヒカリピクミンが登場する。氷ピクミンは水面を凍らせて足場を作ることができる[9]。一方、ヒカリピクミンは後述する「夜の探索」モードのみに現れるピクミンであり、浮遊能力などを有する[8] また、プレイヤーは主人公の見た目(肌・髪型・表情・体型など)と名前を自由にカスタマイズすることができる[10]。さらに、本作ではストーリーモードでも2人プレイが可能であり、一方が敵に狙いを定めてものを投げつける「エンゴ射撃」といった遊び方ができる[8]。これまで通常のプレイは、ピクミンを俯瞰した視点で行われてきたが、より地面に近いピクミンと同じ視点でのプレイが開発されている[11]。
パピヨンを助けるとプレイ可能になるモードで、狂暴化した原生生物から朝までヒカリヅカを守り切るのが目的である。夜の探索を一度すると1日が経過する。各エリアに3つずつ探索する場所があり、昼間に登録した拠点の場所を中心に探索する。使用できるピクミンはヒカリピクミンのみであり、それ以外のピクミンは使用できない。 最初にヒカリヅカからヒカリピクミンを数匹放出されるので、ヒカリぺレットをヒカリヅカに運び、ヒカリピクミンを増やす[8][14]。ヒカリヅカより小さいオトリヅカは触れると光り出し、遠くのペレットを運ぶ時の中継地点や敵のおとりなどに活用できるようになる。夜になると原生生物が凶暴化し、目が赤くなる。中にはドドロのような夜限定の原生生物もいる。強い原生生物を倒すと、ヒカリペレットを得られる場合があるほか、ドドロは孵化する決まった時間までに卵を破壊すれば相手にせずにスルーできる(が、生物図鑑を埋めるには王の穴にいる個体でも可能な条件を入れ、一度は孵化させる必要がある)。 朝までヒカリヅカを守ると、ヒカリヅカがヒカリのミツを出す。ヒカリヅカは一つの場合と二つの場合があり、二つの場合はどちらか一つでも壊されると失敗になってしまうが、朝まで守り切った場合は二つのヒカリのミツを出す[8]。また、ヒカリピクミンが全滅してもヒカリヅカが数匹ヒカリピクミンを放出する。 ステージゲームを開始すると、室内を舞台とした「一番星のかくれ家」というステージがはじまり、ここではオリマーとモスを操作する[12]。その後、本編の第一部が始まり、新米レスキュー隊員である主人公と救助犬オッチンを操作してレスキューキャンプを探索していく。このレスキューキャンプは主人公たちの拠点としても運用され、ほかの遭難者を救助していくことで機能やサイドミッションなどが解放されていく仕組みとなっている。 ステージ解放には通貨に相当する「キラキラエネルギー」を集める必要があり、オタカラや地下の原生生物の死骸を集めるとキラキラエネルギーが溜まる[8]。また、レスキューキャンプ内の「カイハツラボ」を解放することで、探索で見つかるシザイを用いてアイテムや隊員ソウビを作ることができる[8][15]。また、「カイハツラボ」では、シザイを増やしたり、ステージ内の一部ギミックを作ることもできる[12]。
地下洞窟
ダンドリバトル二人で回収したオタカラや原生生物の得点を競う、『ピクミン2』の「2Pバトル」や『ピクミン3』の「ビンゴバトル」に近いモード。ステージの入り口はオレンジ色のマンホール。ストーリーモードでは葉っぱ人[注釈 2]からの挑戦を受けるという形でダンドリバトルを行う[8]。またタイトル画面からは21Pと2Pに分かれての対戦はもちろん1PとCOMに分かれての対戦や1P&2PとCOM(2vs2)に分かれての対戦も可能である。 ステージ(ダンドリバトル)
ダンドリチャレンジ上記のダンドリバトルが2人で点数を競うのに対し、ステージ上にあるオタカラを制限時間内にどれだけ速く運べるかを挑戦するモードである。このモードでは何度やってもクリアできなかった場合、ディンゴにお願いをして、代わりにクリアしてもらうことができる。ダンドリバトルの入り口が地上にあるのと同じく、ダンドリチャレンジの入り口も地上に通常の洞窟の入り口と色違いで灰色になっている。その他、入り口の近くに葉っぱ人が立っているという特徴がある。 ステージ(ダンドリバトル)
オリマー遭難記メインストーリーの一つ目のエンディングを見た後、救助したオリマーに話しかけるとプレイできるようになるモード。オリマーがこの星(PNF-404)に遭難して、パーツを集めていた最中の話を、プレイすることができる。このモードでは、1日の時間が本編よりも短い。 ステージ上のギミックが変わっており洞窟などのない、メインストーリー四つ目の一番星のかくれ家までのステージを、パーツを回収していき解放していき探検をする。また、15日以内に30個パーツを回収しないとゲームオーバーになる、というシリーズ一作目の『ピクミン』と似たストーリーとなっている。そのためクリアするには、高いダンドリ力が求められる。なお、このモードをクリアすると、『葉っぱ仙人の挑戦状』が、プレイ可能になる。 葉っぱ仙人の挑戦状オリマー遭難記をクリアした後に遊べる、制限時間内に指定された条件の達成を目指すモード。伍ダンをクリアすると白オニヨンが、終ダンをクリアすると紫オニオンが手に入る。
ストーリー第一部とある惑星で遭難したキャプテン・オリマーは遭難先で出会った不思議な生物、ピクミンの力を借りてバラバラになってしまった宇宙船のパーツを回収し、救難信号を発信する[12]。それを受けレスキュー隊が救助に向かうも彼らの宇宙船もまた操縦不能に陥ってしまい二重遭難となってしまう[12]。この緊急事態に本部に残っていた新米レスキュー隊員である主人公は、急遽オリマーと隊員たちを助けるべく遭難者の待つ未知の惑星PNF-404へ向かう[12]。 現地に到着した主人公は、救助犬のオッチンを保護し、次いでオペレーターのコリーを救出する[12]。その後、隊長のシェパードと合流し、彼らが搭乗していた宇宙船「シェパード号」を見つけ、そこで拠点となるベースキャンプを設営し、残りの隊員の捜索に乗り出す[12]。また、この星には宇宙各地から目的や職業も異なる者たちが訪れては遭難しており、主人公は彼らの救出にも当たる。隊員たちを救出した後、主人公らはたび重なるダンドリバトルの末、葉っぱ人と化したオリマーを救出し治療。これにて一件落着かと思いきや、オッチンの尻尾に葉っぱが生え、惑星PNF-404から離れられない身体になってしまう。 第二部尻尾が葉っぱになってしまったオッチンの治療方法の解明に奔走する。やがて遭難者の一人であるコッパイ星人のドン・ベルマンから、「同胞の獣医・スパニエルが大きな犬にさらわれた」という情報を得る。さらに救出されたスパニエル本人の証言から、「大きな犬」が、オッチンとも、オリマーと行動を共にしていた宇宙犬のモスとも別個体であることが判明する。 主人公らはこれがオッチンの治療のカギになると判断し、その存在をすでに見つけていたであろうルーイを追いかける。そして、ルーイを追った先にいたのは、ヤタノワスレイヌと呼ばれる大きな宇宙犬であり、主人公たちとの戦いの末に首輪を落として逃走する。首輪についた毛をサンプルとして採取し、これを基にオッチンの治療をおこなった。 キャラクター→「ピクミン (ゲームキャラクター)」および「ピクミンシリーズの原生生物一覧」も参照
前作からの続投であるキャプテン・オリマーとルーイ以外の人間の名前にはいずれも犬の犬種を捩ったものが使われている。 レスキュー隊
遭難者・その他の主要人物遭難者は、救助される場所などは決まっておらず救助した遭難者が何番目かで、中身の人物が変わる。第二部では一般の遭難者の全員を救助する事が目的の一つとなる。なお、本項では、機能解放(サイドミッション除く)の要件となるキャラクターと、物語上の重要人物のみにとどめる。
沿革『ピクミン3』の発売後から本作が正式に発表されるまでの間、宮本茂より開発中である旨が幾度か語られている。2015年に行われたEurogamerとのインタビューにて、「(本作が)完成間近」「ピクミンの開発チームは常に次の作品に向けて取り組んでいる」と初めて語られる。しかし、Eurogamerが独自に任天堂側に確認をとったところ、「本作が開発中であるものの現時点で他に確認できることはない」との回答があった[16]。 E3 2016のGamerantとのインタビューでも引き続き開発中であることを明かすも、現在はより優先順位の高いプロジェクトに取り組んでいる旨が語られる[17]。E3 2017ではEurogamerとのインタビューで「広報部から何も言わないよう言われている」としつつ、依然開発中であることが語られた[18]。 2022年9月13日に配信された『Nintendo Direct 2022.9.13』にて2023年の発売となることを正式に発表[19]。ピクミンやチャッピーらの登場するトレーラーが公開された[20]。また、翌日14日には、当該配信で宮本が着用した物と同様のTシャツを含む本作タイトルロゴのPの部分をあしらったグッズの発売を発表[21]。マイニンテンドーストアのプラチナポイント交換グッズもあわせて登場した[22]。 2023年2月9日配信の『Nintendo Direct 2023.2.9』では、氷ピクミンや宇宙犬・オッチンなど新キャラクターを含むデモ映像が公開され、発売日もあわせて発表された[23]。6月6日には「プロローグトレーラー」が公開され、本作のストーリーやキャラメイク要素が明らかにされた[24][25]。あわせて公式HPも開設された。6月29日には体験版が配信され、そして7月21日に正式に発売された。 開発シリーズを重ねる中でプレイヤーの好みが分かれてしまう中で、本作の開発に当たっては多様な好みのプレイヤーを温かく迎えるという方針が取られた [28]。本作に初めて触れる者でも感情移入がしやすいよう、本作の主人公はプレイヤーの分身である新米レスキュー隊員に設定された[29][30]。「キャラクターはかわいいが難しい」というイメージを払しょくするため、日数制限のない地上探索をじっくり遊べるようにした一方、地下洞窟やダンドリバトルといった難易度の高いモードは段階的に遊べるようにした[7]。また、遊ぶうちにダンドリに慣れてほしいという思いと、古参のファンが物足りなく感じてしまわぬよう、難易度選択ではなく、装備やスキルで主人公や救助犬のオッチンを強化する仕組みが取られた[7]。加えて、『ピクミン3』で本編をクリアしやすくするために設けたミッションモードがマニア向けに思われてしまった反省から、本作では「ダンドリチャレンジ」と名を変えたうえで、本編に組み込まれた[29]。同様の理由から対人戦である「ダンドリバトル」も本編に組み込まれ、一人でも遊べるようCPU対戦も用意された[29]。さらに、ダンドリが苦手な者でも遊べるよう、本作では巻き戻し機能が導入された[29]。 当初は、遭難したオリマーをプレイヤーが一人で助けに行く話であり、この時点でオタカラなどを集めるシリーズ恒例のゲームサイクルは固まっていた[7]。 さて目玉を加えようかという話になったところで、原生生物のチャッピーを操作するという案が思い浮かんだ[7][29]。『スーパーマリオ オデッセイ』のキャッピーよろしく、プレイヤーが原生生物に乗り移るという案もあったが、原生生物を動かす理由付けがみつからなかった[7]。そこで、プレイヤー単独ではなく救助犬を同伴してはどうかという案が出て、オッチンの原型となるキャラクターが生まれた[7]。これにより、ゲームの仕組みや物語がまとまっていき、救助犬というモチーフからレスキュー隊というアイデアが生まれていった[7]。オッチンは、操作キャラクターとしての性質を持つと同時に、ピクミン10匹分の力を持つ「強力なピクミン」という位置づけにもあったため、当初は便利すぎるのではないかという懸念もあったものの、オッチンに別行動させることで、戦略に深みを持たせられた[29][30]。なお、オッチンは最初から物語上の重要な存在だったわけではなく、システムを組み立てた後のセッティングの過程の中でそのようになっていた[7]。また、もう1匹の宇宙犬・モスはもともとダンドリバトルの対戦相手という位置づけだったが、整合性をとりながら物語の展開を考えた結果、オッチンの存在が大きくなっていったという[7]。原生生物は、目標とするステージ数および洞窟の数から逆算する形で登場枠の算定が行われ、復活枠と継続枠と新規枠という形で分類してからセッティングが行われた[26]。本作の場合はステージ数が増えたため、登場する原生生物の数も過去最大になったと平向はファミ通とのインタビューの中で話している[26]。 新しいピクミンのセッティングは作品の根本を詰めるのと並行して行われた[30]。本作の場合は、このようなピクミンがいると面白いかもしれないという案を出し合い、そこから検証する形が取られた[30]。このうち、氷ピクミンの「凍らせる」という要素は『ピクミン2』に出てきたアイテム・ゲキニガスプレーとほぼ同じなので、スタッフがイメージするのは容易だった[30]。そこから、水面を凍らせた時の状況の検証が始まった[30]。当初氷ピクミンは小さな水面しか凍らせられないという仕様だったが、遊ぶ側としては凍らせられる範囲が分かりにくいため、80~100匹であれば大きな水面を凍らせられるよう仕様を変更した[30]。ヒカリピクミンは、本作で初めて追加された夜の探索とセットで誕生した[30]。夜の探索は最初から具体的な内容が定まっていたわけではなく、当初は昼の探索の延長線上でありながら、強大な原生生物を用意するという案もあった[30]。また、『ピクミン2』と『ピクミン3』では複数人での探索となったことで指示系統も増えたものの、どちらかがピクミンに指示を出している間、もう一方は何もできなくなってしまうという欠点があった[26]。そこで、ワープ能力を持つヒカリピクミンを誕生させることで、疑似的なマルチタスクを実現した[26]。これにより、夜の探索はタワーディフェンス性とスピーディーさを併せ持った内容となった[30]。ただし、タワーディフェンスの性質上、プレイ時間が長すぎるとプレイヤーへの負担が大きいため、気持ちよく終われる時間には注意が払われたほか、リトライ性を高めた[30]。 アイテム類は『ピクミン2』のゲキカラスプレーなどをもとにしているが、シザイを集めるのに時間がかかってしまうため、効果もそれに見合ったものとなった[26] 少人数での探索が主だった過去作品と異なり、本作では、レスキュー隊や遭難者が複数人詰めているベースキャンプが拠点として用意された[7]。チーフディレクター兼プログラミングディレクターを務めた神門有史は4Gamer.netとのインタビューの中で、最初の段階から孤独なサバイバルとは異なる切り口で行こうと決めていたと話しており、多重遭難というテーマに関連して、様々な星から人々が来るのは面白そうだし、理由がある世界の深みも増すと語っている[7]。遭難者のセッティングに当たっては、観光旅行客や学生と引率の教師、調査に来た研究者など、現実世界でも身近な職業や立場を意識し、性格も同様に共感が持てるようなものにした[7]。また、「楽器のオタカラを集める音楽家」といった彼らの人となりをサイドミッションと自然に結び付けられることや、彼らの個性によって作業感を感じさせないことは開発スタッフにとって収穫だった[7]。「スタイリストを助けると『イメチェン』と称してプレイヤーの外見を変更できる」というように、遭難者の個性はゲーム内機能の解放とも相性が良く、神門はゲーム性と物語をうまくつなげられたと思っていると話している[7]。また、プランニングディレクターの平向雄高はファミ通殿インタビューの中で、遭難者が増えた分作中世界のおかしさが増したと話している[26]。平向は4Gamer.netとのインタビューの中で、セッティングに苦労したキャラクターとしてレスキュー隊のコリーを挙げており、理由として最初の救助対象者であること、救助後もオペレーターとしてプレイヤーと接する機会が多い立場であるため,性格付けや話し方などに時間をかけたと振り返っている[7]。 平向はファミ通によるインタビューの中で、ゲーム内のテキストがシニカルだという指摘に対し、特にそれを目指したわけではなく、第一作から「子どもに媚びない」、すなわち「どう伝えたら子どもでも理解できるか」ということを意識しているためそうなったと話している[26]。 ピクミンシリーズは、家の周りや庭先のちょっとしたところで壮大な冒険が始まるというテーマがあり、過去作品においては地形がゲーム都合の作りとなっていたため、本作ではより身近な表現に重きが置かれた結果、庭や屋内といった具体的な場所がステージに選ばれた[7][27]。これにより、過去作品にはなかった立体感のある新たな遊びが生まれ、ピクミンの大きさをより具体的に感じられる表現も実現した[7][27]。また、過去作品では見下ろし視点が中心だったのに対し、本作では自由自在なカメラアングルが採用された[7][27]。視点の変化に合わせて音の変化をつける工夫もとられており、たとえばカメラが地面に近づいたときは、顔を地面に近づけているときのようにピクミンの声や足音が強調されている[27]。また、ピクミンの人数や種類、さらには場所によってピクミンがものを運ぶ時の聞こえ方にも変化がつけられた[27]。本作では初めてピクミンに足音がつけられており、これはプレイヤーに大勢のピクミンを動かしていることを自然に実感し、楽しんでもらうという狙いがある[27]。 前作の移植版『ピクミン3 デラックス』では、2人で別々のキャラクターを操作する協力プレイがあったものの、このシステムでは腕前の差が出るため、親子で一緒に遊びにくいという難点があった[7]。本作ではそれを解決するため、「エンゴ射撃」というシステムが採用された[7]。 評価ライターのお茶缶はIGNに寄せた体験版についてのレビュー記事の中で、体験版だけでもプレイ時間が3時間ほどのボリュームがあり、ピクミンシリーズとしては例を見ないとしている[31]。お茶缶は、本作に用いられているゲームエンジンUnreal Engineの効果は絶大だとし、ここまで写実的な使い方には驚くとした一方、前作から10年もの間が空いてしまったのはゲームエンジンの変更が原因ではないかと推測している[31]。お茶缶、はロード時間が少し長い点とチュートリアルがやや丁寧すぎる点を指摘しつつも、それ以外は文句なしだと評価している[31]。 Game Watchの今藤弘一は、主人公たちがベースキャンプ設営後に初めて訪れるステージ「ひだまりの庭」について、本作がどのようなシステムであるかを確かめるのにちょうどよいと評している[12]。 脚注注釈出典
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia