ビクター・ワニアマ
ビクター・ムガベ・ワニアマ(Victor Mugabe Wanyama, 1991年6月25日 - )は、ケニア・ナイロビ出身のサッカー選手。ケニア代表。ポジションはMF。メジャーリーグサッカー・CFモントリオール所属。兄はマクドナルド・マリガ。 クラブ経歴ワニアマはトライアルを経てベルギーのベールスホットと4年契約を結ぶ。2008-09シーズンの終わりにデビューを果たす。2009年9月にアンデルレヒトのマティアス・スアレスへの危険なタックルにより100ユーロの罰金と3試合の出場停止処分を受ける[1]。2010年夏にスコティッシュ・プレミアリーグのセルティックがワニアマの獲得に動くが、ベールスホットは拒否した。ロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワも彼を狙っていた[2]。2010年12月11日に行われたウェステルローとのリーグ戦で77分に同点弾を決め、ベールスホットでの初ゴールを記録した。2011年4月、コルトレイクのブレヒト・デヤーゲレに肘打ちしていたことがビデオで確認され、ワニアマは再び3試合の出場停止処分を受けた[3]。2011年7月9日、90万ポンドでセルティックに4年契約で加入することが決定した[4]。 2016年6月23日、サウサンプトン時代の恩師マウリシオ・ポチェッティーノ率いるトッテナム・ホットスパーFCへ移籍することが発表された。契約期間は2021年までの5年間で、移籍金は1100万ポンド[6]。8月21日のクリスタル・パレスFC戦においてトッテナムでの初ゴールを挙げた[7]。5月14日、ホワイト・ハート・レインでの最後のホームゲーム、マンチェスター・ユナイテッド戦では、先制点を決め、トッテナムのシーズン2位を確定させる勝利に貢献[8]、プレミアリーグ最終節のハル・シティ戦でも2試合連続となるゴールを決めた[9]。 2017年6月、母国ケニアの隣国のタンザニアに自らの名前を冠するヴィクター・ワニャマ通りが作られたが、手続きのミスなどがありわずか一日で命名を撤回した[10]。 2017-18シーズンと2018-19シーズンは立場が一転し、それぞれリーグ戦の出場試合数が20試合を切った。特に2018-19シーズンは前シーズンまで控えに留まっていたムサ・シソコが台頭してきたため、居場所を失った。 2019-20シーズン開幕前にトッテナムがタンギ・エンドンベレらボランチをさらに補強したため放出要員となり、クラブ・ブルッヘが興味を示したが移籍には至らなかった。2019年9月21日のレスター・シティFC戦では守備固めのため途中交代から出場したが、逆に自らのミスから失点を喫した[11]。 2020年3月3日、モントリオール・インパクトに3年契約で加入したことが発表された[12][13]。 代表経歴2007年5月に行われたナイジェリア代表との国際親善試合において15歳でフル代表デビューを果たした。ただし、この試合は国際サッカー連盟から国際Aマッチと公認されておらず、正式なキャップとしては数えられていない[14]。ケニア代表として、2010 FIFAワールドカップ・アフリカ予選でも全6試合に出場した。 個人成績
タイトル
脚注
外部リンク
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