パッション屋良(パッション やら、本名:屋良 朝苗(やら ちょうびょう)、1976年(昭和51年)7月23日 - )は、日本のお笑いタレント(ピン芸人)。沖縄県名護市出身。国士舘大学体育学部卒業。マセキ芸能社所属。
来歴
沖縄県立名護高等学校を卒業後、1浪して国士舘大学体育学部へ入学し卒業。陸上部で円盤投げの選手として活躍し、教員免許も取得した。
2000年にコンビ「サミット75」を結成。解散したのちに「パッション屋良」名義でピン芸人として活動。
2006年3月29日放送の特別番組『ザ・放送ヲ阻止セヨ!!』(TBS)内の出川哲朗の指名により、実の母親に暴露される形で、16年付き合った女性と2005年6月に結婚していた事を公式に発表(他の芸能人がラジオでバラしていた)。
2007年11月13日午前9時18分に第一子となる女児が誕生したと事務所ホームページとブログで発表した。この出産を機に『「パパッション」として自覚を持ち、新たな気持ちで仕事に取り組んで行きます』としている。
2009年には辻岡正人監督映画『Dirty Heart』で初主演。忍者役を演じた[1]。
人物
身長180cm 体重86kg。スリーサイズB106.5cm・W86.5cm・H102.5cm。ベンチプレスMAXは160kg[2]。中学時代に沖縄の相撲大会で優勝の経験がある[注 1]。血液型はA型。右利き。
趣味はボウリング、ダーツ、筋トレ、ツーリング、カラオケ、カヌー[2]。
特技はボウリング、胸を叩くこと、ベンチプレス、スポーツ全般[2]。
仕事が減っていた時期に、故郷の名護市に生活拠点及び個人事務所「オフィス・パッション」を置き、東京での活動と並行して、地元沖縄でテレビ番組やイベントのプロデュース・ディレクターを行う[3][4]。2017年からは、自身のメタボ返上のフィットネス経験を生かし、自身のパーソナルトレーニングジム「パッションズフィットネス」を開店。パーソナルトレーナーとしても活動している。
エピソード
スポーツマンNo.1決定戦
- 第16回芸能人サバイバルバトル(2006年3月29日放送)
- REVOLUTIONは真っ先に脱落しノーポイントに終わるも、SPIN OFFでは1回戦でゴン(ビックスモールン)、2回戦で野村将希、準決勝で井坂俊哉、決勝で知幸に勝利し種目別No.1獲得。MONSTER BOX 15段、QUICK MUSCLEでは197回の初挑戦最高記録を出し、種目別順位でも池谷直樹(231回)、なかやまきんに君(229回)に次いで3位。TAIL IMPOSSIBLEは第3レース進出で6位。SHOT-GUN-TOUCHは1回目、2回目を失敗するも3回目で11m50cmを成功させ総合4位入賞を果たす。
- 第18回芸能人サバイバルバトル(2007年10月5日放送)
- BEACH FLAGSではスタート直後に躓き1回戦敗退を喫する。SPIN OFFでは1回戦で過去に当種目を2連覇しているきんに君と対戦。両者パワー対決勝負となり大玉が浮き上がってコーナーポストに激突した瞬間にきんに君がステージから転落。その隙を突いて巻き返したパッションの勝利。2回戦で白石朋也、準決勝では前回決勝で闘った知幸に再度勝利し決勝進出を果たすも、決勝でチェ・ヒョノに敗れ2大会連続の種目別No.1を逃した。MONSTER BOXは自己記録に届かない13段に終わる。MUSCLE GYMは209回で7位と健闘し、暫定6位でファイナル進出。1回目の試技で11m50cmを成功。2回目で自己新記録を懸けた11m60cmを失敗するも、3回目は敢えて距離を伸ばした11m80cmを成功させ、再び総合4位入賞。
- 芸能人サバイバルバトル
大会 |
放送日 |
総合順位
|
第16回 |
2006年3月29日 |
4位
|
第18回 |
2007年10月5日 |
4位
|
ネタ
ネタの中には、マイケルと似たような「スベリ芸」がある。胸をたたいて無理矢理笑わせるスタイルで、そのあたりの自分の事情も、ネタに取り込んでいる。芸風は、白の体操服(胸ポケットにイニシャルの「P」の刺繍がある)を着て、たいそうのおにいさんに扮したテンションで漫談をするもの。
- 最初に客席にプロテインとはかけ離れた質問を投げかけ、その後「そうだね、プロテインだね。」と流すつかみのギャグでお馴染み。『爆笑オンエアバトル』などでは、観客が「プロテイン」と先に言うことが多くなり、「皆、予習してきたのかな。」と客をいじる。※例:「会場のみんなー、参議院、衆議院、??。そうだね、プロテインだね。」
- ネタはいつも「今日はパッション広場に来てくれてどうもありがとう。お兄さんのことは、情熱。そう、パッション、パッション屋良って呼んでね。」で始まることが多い。
- 童謡、ゲーム(じゃんけん、だるまさんがころんだなど)、スポーツといった様々なシチュエーションの動きの途中で、突如笑顔が一変し「ンーッ!!ンーッ!ンーッ!!ンーッ!ン~~~~~ッ!?」と力みながら左の拳で力一杯自分の胸を叩いてオチとなる。※例:「♪大きな栗の、木の下で、あなたとンーッ!!ンーッ!ンーッ!!ンーッ!ン~~~~~ッ!?」「♪光る、雲を突き抜けンーッ!!ンーッ!ンーッ!!ンーッ!ン~~~~~ッ!?」「♪こんにちは、赤ちゃん。わたしがンーッ!!ンーッ!ンーッ!!ンーッ!ン~~~~~ッ!?」
- 握手を求めて客が手を差し出すと、寸前で手を引っ込めて力みながら自分の胸を叩いて見せつける。
- オチの後に、「…パッションお兄さんの勝ちだね。」などと笑顔で一言言った後に「アーイ・ア・アーイ、エヴィ(エブリ)バディパッション!」と言うのをネタとネタのブリッジとしている。
- ブリッジの後、客席の空気を察して「やっぱりきつい?」「徐々について来てね。」、「もうみんな疲れたのかな?」、「もうすぐ終わるからね。」、「社会勉強のつもりで頑張ってね。」と諭す事も多い。
- またけん玉やバドミントンラケット、ビート板などの身近なものを使った漫談も多い。「何でも教えてのコーナー」のネタが一例。
- 他に「はい、パッパパパッパパッション♪」と言うブリッジもある。
通常のネタ
何でも教えてのコーナー
ネタの終わり
- 通常は「以上のことを覚えていれば、みんなも明日からパッションライフをエンジョイできるよ!」で終わる。
- 「お兄さんもう楽屋に戻らないといけない時間だよね、いろんな意味で限界だよね。みんな、バイバイ、バイバイ、バァーイ・ア・アーイ エディ(エブリ)バディパッション!」と言い、終わる。ネタによっては、言い方が少し変わる場合がある。
ものまね
ダーク屋良
2007年6月より披露し始めた新たなキャラクター。パッション屋良の弟という設定で、黒地にDのマークのついた体操服を身にまとって登場する。パッションと違い「ン゛ーッ!!ン゛ーッ!ン゛ーッ!!ン゛ーッ!ン゛~~~~~ッ!?」と両手で胸を叩き威嚇するため非常に凶暴化しており、ネタも「せき・のど・たんに…そうだな、ステロイドだな!」「権力を手に入れろ!」など、パッションよりブラックな内容になっている。
ブリッジの文句は「エヴィ(エブリ)バディ ダークナウ!」。
出演
テレビ
- 現在
- 過去
CM
映画
脚注
注釈
- ^ TBS『スポーツマンNo.1決定戦』第16回芸能人サバイバルバトルより。
- ^ 『Ya-ya-yah』で北斗晶が「それ幼稚園や小学校で禁止になってんぞ!」「お前のせいでうちの息子が怒られてんだよ!」などと嘆いていた。
出典
関連項目
外部リンク
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