パオロ・エスピーノ
パオロ・アレサンドロ・エスピーノ(Paolo Alesandro Espino, 1987年1月10日 - )はパナマ共和国パナマ市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのワシントン・ナショナルズ所属。 WBCでバッテリーを組んだダマソ・エスピーノは従兄である[1]。 経歴プロ入りとマイナー時代2006年3月に第1回WBCのパナマ代表に選出された[2]。6月にはMLBドラフト10巡目(全体311位)でクリーブランド・インディアンスから指名され、翌2007年にプロデビュー。 2009年開幕前の3月に第2回WBCのパナマ代表に選出され[3]、2大会連続2度目の選出を果たした。 2012年11月に母国パナマで行われた第3回WBC予選のパナマ代表に選出され[4]、3大会連続3度目の選出を果たした。 2013年11月18日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ。 2014年3月27日に自由契約となり、4月10日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。ナショナルズ傘下には2016年まで3年間在籍した。 ブルワーズ時代2016年11月15日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ[5]。 2017年は開幕から傘下のAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスでプレーし、ウィリー・ペラルタがリリーフに配置転換したチーム事情からメジャーに昇格し[6]、5月19日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[7]。メジャーデビューとなった同日のカブス戦では先発を任され、4回を2失点の投球だった(勝敗は付かず)[8]。8月23日にアーロン・ブルックスの加入に伴ってDFAとなった[9]。 レンジャーズ時代2017年8月26日に金銭トレードで、テキサス・レンジャーズへ移籍した[10]。レギュラーシーズン終了後の10月10日にマイナー契約でAAA級ラウンドロックに降格した[11]。オフの11月6日にFAとなったが、12月21日にレンジャーズとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。 2018年4月19日に自由契約となった[12]。 ブルワーズ傘下時代2018年5月1日にブルワーズとマイナー契約を結んだ。移籍後は主にAAA級コロラドスプリングスでプレーした。オフの11月2日にFAとなった[12]。 ナショナルズ時代2019年1月16日にナショナルズとマイナー契約を結んだ。この年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ナショナルズとAAA級フレズノ・グリズリーズでプレーし、2球団合計で19試合(先発17試合)に登板して8勝4敗、防御率5.59、102奪三振を記録した。 2020年9月21日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。レギュラーシーズン終了後の10月9日にマイナー契約となってAAA級フレズノに送られ[14]、翌10日にFAとなった[15]。その後、10月15日にナショナルズと再びマイナー契約を結び、2021年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[12]。 2021年4月18日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[16]。6月16日のパイレーツ戦で5回無失点に抑え、メジャー初勝利を記録した。 選手としての特徴WBCでは主にセットアッパーとしての起用が多く、速球を武器に高い奪三振率を誇るかつてのパナマの有望株。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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