アーロン・ブルックス (野球)
アーロン・リー・ブルックス(Aaron Lee Brooks, 1990年4月27日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡モントクレア出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのオークランド・アスレチックス傘下所属。 経歴プロ入りとロイヤルズ時代2011年のMLBドラフト9巡目(全体276位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズでプロデビュー。15試合(先発13試合)に登板して6勝2敗、防御率3.84、73奪三振を記録した。 2012年はA級ケーンカウンティ・クーガーズでプレーし、27試合に先発登板して9勝12敗、防御率4.98、120奪三振を記録した。 2013年はまずA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、10試合に先発登板して2勝3敗、防御率4.47、43奪三振を記録した。6月にAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズへ昇格。16試合に先発登板して7勝7敗、防御率4.17、67奪三振を記録した。 2014年はAAA級オマハ・ストームチェイサーズで開幕を迎えた。4月5日にロイヤルズとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[1]が、登板機会がないまま9日にAAA級オマハへ異動した[2]。5月2日にメジャーへ再昇格し[3]、翌3日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの8回表から登板し、2回を投げ7安打6失点だった[4]。5月4日にAAA級オマハへ降格した[5]。5月31日にメジャーへ再昇格し[6]、同日のトロント・ブルージェイズ戦で初先発を果たしたが、初回から5安打7失点2死球と打ち込まれ、2死しか取れずに降板。メジャー初黒星を喫し、6月1日にAAA級オマハへ降格した。その後はメジャーへ昇格できず、プレーオフのロースター入りも逃した。この年メジャーは2試合に登板して0勝1敗、防御率43.88だった。 2015年は後述の移籍までメジャーで2試合に登板した。 アスレチックス時代2015年7月28日にベン・ゾブリストとのトレードで、ショーン・マネイアと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[7][8]。移籍後は先発をメインに11試合に登板し、3勝4敗、防御率6.71という成績だった。 カブス傘下時代2016年2月25日にクリス・コグランとのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍した[9]。この年はメジャーでの登板はなく、傘下のAAA級アイオワ・カブスで5試合(うち先発4試合)に登板し、防御率7.71、1勝1敗、WHIP1.65だった。 2017年1月27日、背番号をアスレチックス時代の36に戻した。シーズンでは開幕からAAA級アイオワでプレーしていたが、8月19日にレネ・リベラの加入に伴い、DFAとなった[10]。 ブルワーズ傘下時代2017年8月23日にウェイバー公示を経てミルウォーキー・ブルワーズへ移籍し[11]、傘下のAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスへ配属された。9月5日にDFAとなり、8日にマイナー契約に切り替わった[10]。 2018年は開幕からAAA級コロラドスプリングスでプレー。8月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]が、ブルワーズでのメジャー登板は無かった。 アスレチックス復帰2018年9月3日に金銭トレードで、アスレチックスへ移籍した[13]。 オリオールズ時代2019年7月6日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍した[15]。オフの11月12日に韓国球界移籍のため、自由契約となった[16]。 起亜時代2019年11月13日にKBOリーグの起亜タイガースと契約した[17]。 2020年はチーム最多タイの11勝を挙げ、シーズン終了後に2021年の再契約を結んだ[18]。 2021年8月8日、税関で輸入した電子タバコから大麻成分が検出されたため、8月11日付で任意脱退選手となり最短でも1年はKBOリーグの球団と契約できないことになった[19]。 カージナルス時代2022年1月31日にセントルイス・カージナルスとマイナー契約を結んだ[20]。3月25日にメジャー契約を結んで開幕ロースター入りを果たし[10]、中継ぎとして5試合に登板したが9.1回を投げて防御率7.71と結果を残せず、5月2日にDFAとなった。5月5日にマイナー契約を結び直してAAA級メンフィス・レッドバーズに完全移籍した[10]。シーズン終了まで15試合に登板し、5勝4敗、防御率5.56という成績を残したが、オフの10月14日に自由契約となった[10]。 パドレス傘下時代2022年12月12日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ[10]。 2023年はAAA級エルパソ・チワワズでリリーフとして44試合に登板し4勝3敗3ホールド、防御率4.95を記録した。オフの11月6日にFAとなった[10]。 アスレチックス傘下時代2024年2月9日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結んだ[10]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
|