バイエルサ州
バイエルサ州 (バイエルサしゅう、英語:Bayelsa State) は、ナイジェリア南部の州である。州都はイェナゴア。 地理デルタ州(シェルとシェブロンが操業)とリバーズ州の間に位置する。バイエルサ州はニジェール・デルタ河口のマングローブ域にあり、ほとんどの部分が水に囲まれている為に、道路では交通し難い。 歴史→「リバーズ州 § 歴史」も参照
1996年に旧リバーズ州西部が分割されて設置された、サニ・アバチャ政権による新設州の一つである。多くの住民は田舎に住み、交通手段、道路が十分に無いこともあり彼らは貧しく生活している。州設立以来このことは主要な問題で、現在でも改善出来ていない。 2007年1月10日、バイエルサ州内のガスパイプライン建設現場で、大宇建設の社員ら10人がダイナマイトで武装した組織(ニジェール・デルタ解放運動、MEND)に拉致される(大宇建設社員拉致事件)。 元知事のグッドラック・ジョナサンは2007年5月ウマル・ヤラドゥア政権の副大統領となり、ヤラドゥアの体調悪化により2010年2月に大統領代行に就任し、5月5日にヤラドゥアの逝去を受け第14代大統領となった。 産業ナイジェリアでも有数の原油埋蔵地で、ガソリンの生産が豊富である。 商業はほとんど存在せず、地域民は生活の為に漁業を行っている。 隣接州著名人
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