アクワ・イボム州
アクワ・イボム州 (アクワ・イボムしゅう、Akwa Ibom) は、ナイジェリア南部の州。 北緯4°30'から北緯5°30'、東経7°30'から東経8°20'に位置する。 1987年クロスリバー州のクロス川右岸(カラバル県の西部)が分割されて設置された。 西にリバーズ州、北西にアビア州と接し、南はビアフラ湾で大西洋に面する。 2016年の人口は5,450,758人。 主な都市は北部のイギリス植民地時代の1951年に最初の地方行政区域が置かれたイコッ・エッペネなどである。主な言語はアナアン語、イビビオ語、イボ語など。アクワ・イボムの民族は互いに1つの祖先から分かれた民族であると信じられており、アナアン語とイビビオ語は相互に方言のような近い関係にある。アナアンとイビビオとオロンが3大勢力であるが、政治的にはイビビオが権力を保持している。住民の大半はキリスト教徒である。 原油産出州の1つであり、エケッは石油精製都市である。石灰岩、金、硝酸銀、珪砂、粘土、天然ガスなども生産される。住民の過半は農民であり、ココナッツ、天然ゴム、カカオ、米、キャッサバ、ヤムイモ、バナナ、トウモロコシなどを生産している。他に商業、公共部門など。 隣接州著名人
脚注関連項目外部リンク |