ニック・トロピアーノ
ニコラス・ポール・トロピアーノ(Nicholas Paul Tropeano, 1990年8月27日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州サフォーク郡ウェストアイスリップ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。 経歴プロ入りとアストロズ時代![]() (2014年6月5日) 2011年のMLBドラフト5巡目(全体160位)でヒューストン・アストロズから指名され[1]、プロ入り。契約後、傘下のA-級トリシティ・バレーキャッツでプロデビュー。12試合に先発登板して3勝2敗、防御率2.36、63奪三振を記録した。 2012年はA級レキシントン・レジェンズとA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、2球団合計で27試合(先発26試合)に登板して12勝7敗、防御率3.02、166奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。 2013年はAA級コーパスクリスティ・フックスでプレーし、28試合(先発20試合)に登板して7勝10敗5セーブ、防御率4.11、130奪三振を記録した。 2014年、マイナーではAAA級オクラホマシティ・レッドホークスでプレーし、23試合(先発20試合)に登板して9勝5敗、防御率3.03、120奪三振を記録した。9月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[2]、10日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは4試合に先発登板して1勝3敗、防御率4.57、13奪三振を記録した。 エンゼルス時代2014年11月5日にハンク・コンガーとのトレードで、カルロス・ペレスと共にロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[4]。 2015年は8試合(先発7試合)に登板して3勝2敗、防御率3.82、38奪三振を記録した。 2016年は13試合に先発登板して3勝2敗、防御率3.56、68奪三振を記録したが、8月にトミー・ジョン手術を受けて2017年シーズンは全休になる見込みと報道された[5]。 2017年は当初の予定通り、前述の手術のリハビリで全休した。 2018年4月12日、2年ぶりのメジャー復帰戦となったカンザスシティ・ロイヤルズ戦では6.2回を無失点に抑えて勝利投手となった[6]。 2019年レギュラーシーズン終了後の10月28日にマイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属され、同日中にFAとなった[7]。 パイレーツ時代2020年1月8日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約で合意したと報じられ[8]、2月3日に正式公示された[7]。8月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。8月8日にDFAとなった[10]。 その後、8月11日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[11]。この年は7試合に登板して1勝0敗、防御率1.15、19奪三振を記録した。 ジャイアンツ時代2020年10月30日にウェイバー公示を経てニューヨーク・メッツへ移籍した[12]が、12月2日にノンテンダーFAとなった[13]。 その後、2021年2月16日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ[14]。シーズン開幕後、5月21日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]。6月4日にDFAとなった[16]。 メッツ時代2021年6月11日にウェイバー公示を経てニューヨーク・メッツへ移籍した[17]。メッツでは1試合の登板にとどまり、オフの11月7日にFAとなった[7]。 レンジャーズ傘下時代2022年1月26日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]。開幕後はAAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーしていたが、6月1日に自由契約となった[7]。 投球スタイルフライ系投手で一発病の傾向はあるが、スライダーを武器に三振奪取能力は高い[18]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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