カルロス・ペレス (1990年生の捕手)
カルロス・エドゥアルド・ペレス(Carlos Eduardo Pérez, 1990年10月27日 - )は、ベネズエラのカラボボ州バレンシア出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。MLBのシカゴ・カブス傘下所属。 経歴プロ入りとブルージェイズ傘下時代2008年にアマチュア・フリーエージェントでトロント・ブルージェイズと契約を結び[1]、プロ入りを果たした。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ブルージェイズでプロデビュー。58試合に出場して打率.306、29打点、60安打を記録した[2]。 2009年6月23日にルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズへ異動した。43試合に出場して打率.291、1本塁打、21打点、41安打を記録した。 2010年6月18日にA-級オーバーン・ダブルデイズへ異動した。66試合に出場して打率.298、2本塁打、41打点、70安打を記録した。 2011年4月2日にA級ランシング・ラグナッツへ異動した。95試合に出場して打率.256、3本塁打、41打点、98安打を記録した。オフの12月8日に母国ベネズエラのウィンターリーグであるリーガ・ベネソラーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナルのレオネス・デル・カラカスに参加した[2]。ここでは、2試合に出場した[3]。 2012年は、まず前年同様にA級ランシングでプレーした。ここでは、71試合に出場して打率.275、5本塁打、40打点、75安打を記録した[2]。 アストロズ傘下時代2012年7月20日に計10人が絡む大型トレードで、ヒューストン・アストロズへ移籍した[4]。移籍後は、傘下のA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーした。ここでは、26試合に出場して打率.318、10打点、28安打を記録した。 2013年4月1日にAA級コーパスクリスティ・フックスへ昇格した。ここでは、16試合に出場して打率.286、1本塁打、5打点、15安打を記録した。5月1日にAAA級オクラホマシティ・レッドホークスへ昇格した。ここでは、75試合に出場して打率.269、2本塁打、32打点、71安打を記録した。オフの10月9日にレオネス・デル・カラカスに参加した。20試合に出場して打率.271、8打点、16安打を記録した。 2014年は、前年同様にAAA級オクラホマシティでプレーした。88試合に出場して打率.259、6本塁打、34打点、78安打を記録した[2]。オフには、レオネス・デル・カラカスに参加した。41試合に出場して打率.329、4本塁打、24打点、48安打を記録した[3]。また、11月3日に40人枠に登録された[5]。 エンゼルス時代![]() (2015年5月17日) 2014年11月5日にハンク・コンガーとのトレードで、ニック・トロピアーノと共にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍した[6]。 2015年4月4日に傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ異動した[2]。ここでは、17試合に出場して打率.361、2本塁打、12打点、26安打を記録した[2]。5月4日にメジャーに初昇格し[7]、翌5日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビューを果たし、ドミニク・レオンから史上4人目[8]となるサヨナラ本塁打を記録している[9]。以後、コンスタントに出番を得てルーキーイヤーながら86試合に出場。打率.250、4本塁打、21打点、2盗塁という打撃成績を記録した。 2016年は87試合に出場して打率.209、5本塁打、31打点という成績を記録した。守備では、82試合で3失策、守備率.995、盗塁阻止率38%という成績を残した。 2017年は開幕から8月末までAAA級ソルトレイクでプレーした。9月1日にノーラン・フォンタナ、ジェイソン・ガーカ、フェルナンド・サラス、ノエ・ラミレスと共にセプテンバー・コールアップでメジャーに昇格した[10]。この年メジャーでは11試合に出場して打率.100・1本塁打・3打点の成績を残した[11]。 2018年3月28日、大谷翔平のメジャー契約に伴ってDFAとなった[12]。 ブレーブス時代2018年3月31日にライアン・シンフとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[13]。4月27日にDFAとなった[14]。 レンジャーズ時代2018年5月2日にウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍した[15]。7月16日にマイナー契約で傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ配属された[16]。8月25日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[17]。オフの11月2日にFAとなった[11]。 オリオールズ傘下時代2019年1月8日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。シーズンではAA級ボウイ・ベイソックスとAAA級ノーフォーク・タイズでプレーし、2球団合計で102試合に出場して打率.243、14本塁打、60打点を記録した。オフの11月4日にFAとなった[11]。 アスレチックス傘下時代2019年11月24日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[18]。 2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーにも昇格しなかったため、公式戦の出場は無かった。オフの11月2日にFAとなったが、2021年2月2日にアスレチックスとマイナー契約で再契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。 2021年は傘下のAAA級ラスベガス・アビエイターズでプレーし、97試合に出場して打率.269、31本塁打、89打点を記録した。オフの11月7日にFAとなった[11]。 ロッキーズ傘下時代2022年2月6日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ[19]。シーズンでは傘下のAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、117試合に出場して打率.254、31本塁打、87打点を記録した。オフの11月10日にFAとなった[11]。 アスレチックス復帰2023年3月16日にメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズと契約を結んだと報じられた[20]が、19日にアスレチックスとマイナー契約を結んだ[11]。シーズン開幕はメジャーで迎え[21]、4月1日のエンゼルス戦で5年ぶりとなるMLB公式戦出場を果たした[22]。同年オフの10月16日にマイナー契約で再契約を結び[11]、2024年1月5日に契約を結び直した[23]。また、同じ時期に自身にとって9年ぶりとなるLVBPに参加し、ナベガンテス・デル・マガジャネスに所属した[11]。 2024年のスプリングトレーニングには招待選手として参加したが、開幕はAAA級ラスベガスで迎えた[11]。同年は一度もメジャーに昇格することは無く、オフの11月4日にFAとなった[11]。 カブス傘下時代2024年12月17日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び[11]、2025年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[24]。併せてAAA級アイオワ・カブスに配属されている[11]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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