ドレイク・メイ
ドレイク・リー ・メイ(Drake Lee Maye, 2002年8月30日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロット出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのニューイングランド・ペイトリオッツに所属している。ポジションはクォーターバック。 経歴カレッジ高校時代は4つ星評価を受け、アラバマ大学へ進学予定だったが、これを撤回してノースカロライナ大学へ進学した[1]。 1年目の2021年シーズンはNCAAのレッドシャツ制度の対象となったため、4試合の出場に留まった。2学年上で先発を務めていたサム・ハウエルが欠場したウォフォード大学戦では98パス獲得ヤードを記録した[2]。 ハウエルが2022年のNFLドラフトで指名されてチームを去り、2022年シーズンから先発を務めた。このシーズンはエースとして4,321パス獲得ヤードを記録し、ミッチェル・トゥルビスキーが保持していた同大学のシーズン最多パス獲得ヤード記録を更新。また、クォーターバックながらチーム最多となる698ラン獲得ヤードを記録した。これらの活躍からACCの最優秀選手賞を受賞し、ハイズマン賞の投票では10位だった[3]。
ニューイングランド・ペイトリオッツ2024年のNFLドラフト1巡全体3位でニューイングランド・ペイトリオッツに指名されて入団した。 2024年シーズンはジャコビー・ブリセットの控えとしてシーズン開幕を迎えた[5]。第3週の第4Qに初出場した。チームが1勝4敗となった後、10月8日に先発QBに昇格した。ヒューストン・テキサンズ戦でパス33回中20回成功、3タッチダウン、2インターセプト、試合は21-41で敗れたもののブリセットが先発5試合であげたタッチダウン数を上回った[6]。第8週のニューヨーク・ジェッツ戦でタッチダウンランをあげた後、頭部を負傷し脳震盪を起こした[7]。プロ入り後最初にあげた10のパッシングTDが全員異なるレシーバーとなったが、この記録はスティーブ・ラムジーが1971年から1973年に記録して以来のものである[8]。シーズン終了後、怪我のため欠場するラマー・ジャクソンの代理としてプロボウルに選出された[9]。 家族父のマークもノースカロライナ大学でアメリカンフットボールをプレーしていた[10]。長兄のルークはノースカロライナ大学出身のバスケットボール選手で、2017年にNCAAトーナメントで優勝した。2024年現在はB.LEAGUEの名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属している。次兄コールはフロリダ大学出身の野球選手で、2017年にメンズ・カレッジ・ワールドシリーズで優勝した[11]。末兄ボーはバスケットボール選手で、現在はノースカロライナ大学でプレーしている[12]。 脚注
関連項目外部リンク
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