『ドリーム・シアター』(Dream Theater) は、アメリカ合衆国のプログレッシブ・メタルバンド、ドリーム・シアターが2013年に発表した、12作目のスタジオ・アルバム[1] 。
解説
ドリーム・シアター初のセルフタイトルアルバムで、ロードランナー・レコード移籍後4作目となるスタジオ・アルバム。
エンジニアリングとミックスは、かつてジェイムズ・ラブリエとWinter Roseで活動していたリチャード・チッキ(英語版)が担当。また今作では、前作『ア・ドラマティック・ターン・オブ・イベンツ』ではレコーディングのみの参加であったドラムスのマイク・マンジーニが初めて楽曲制作の段階から参加し[2]、『システマティック・ケイオス』以来のメンバー全員が楽曲制作に参加したアルバムとなったが、本作ではバンド名義でなくメンバーの連名でクレジットされている。
日本盤にはボーナス・トラックとして本編2曲目の「ジ・エネミー・インサイド」のインストゥルメンタルバージョンが収録されている。日本では通常盤に加え、アルバム本編全9曲の5.1chサラウンドオーディオ・ミックスを収録したDVDオーディオが付属する『ドリーム・シアター ~スペシャル・エディション~』の2タイプが、海外[どこ?]では通常盤、限定エディション盤、180グラム重量盤LP盤、限定ボックス・セットの4タイプが発売されている。
『トレイン・オブ・ソート』以来のインストゥルメンタル曲を収録したアルバム、および収録時間が70分を切るアルバムとなった。本作は意図的に(あくまでバンドの中では)短い曲で固めたという。
収録曲
DISC 1
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「フォールス・アウェイクニング組曲 "False Awakening Suite"
- I. スリープ・パラリシス "Sleep Paralysis"
- II. ナイト・テラーズ "Night Terrors"
- III. ルーシド・ドリーム "Lucid Dream"」
| (インストゥルメンタル) | ジョン・ペトルーシ、ジョーダン・ルーデス | |
2. | 「ジ・エネミー・インサイド "The Enemy Inside"」 | ペトルーシ | ペトルーシ、ルーデス、ジョン・マイアング、ジェイムズ・ラブリエ、マイク・マンジーニ | |
3. | 「ザ・ルッキング・グラス "The Looking Glass"」 | ペトルーシ | ペトルーシ、ルーデス、マイアング、ラブリエ、マンジーニ | |
4. | 「エニグマ・マシーン "Enigma Machine"」 | (インストゥルメンタル) | ペトルーシ、ルーデス、マイアング、マンジーニ | |
5. | 「ザ・ビガー・ピクチャー "The Bigger Picture"」 | ペトルーシ | ペトルーシ、ルーデス、マイアング、ラブリエ、マンジーニ | |
6. | 「ビハインド・ザ・ヴェイル "Behind The Veil"」 | ペトルーシ | ペトルーシ、ルーデス、マイアング、ラブリエ、マンジーニ | |
7. | 「サレンダー・トゥ・リーズン "Surrender To Reason"」 | マイアング | ペトルーシ、ルーデス、マイアング、ラブリエ、マンジーニ | |
8. | 「アロング・フォー・ザ・ライド "Along For The Ride"」 | ペトルーシ | ペトルーシ、ルーデス | |
9. | 「イルミネイション・セオリー "Illumination Theory"
I. パラドックス・ドゥ・ラ・リュミエール・ノワール "Paradoxe de la Lumière Noire"
II. リブ、ダイ、キル "Live, Die, Kill"
III. ジ・エンブレイシング・サークル "The Embracing Circle"
IV. ザ・パースート・オブ・トゥルース "The Pursuit of Truth"
V. サレンダー、トラスト&パッション "Surrender, Trust & Passion"」 | ペトルーシ | ペトルーシ、ルーデス、マイアング、ラブリエ、マンジーニ | |
10. | 「ジ・エネミー・インサイド(インストゥルメンタル・ボーナス・トラック) "The Enemy Inside (Instrumental/Bonus Track)"」 | | ペトルーシ、ルーデス、マイアング、ラブリエ、マンジーニ | |
DISC 2
スペシャル・エディション盤のみ
DISC 1 の本編(ボーナス・トラックを除く)9曲の5.1Chオーディオ・ミックスを収録したDVDオーディオ
チャート順位
参加ミュージシャン
サポートメンバー
脚注