『メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー』(Metropolis Pt. 2: Scenes from a Memory) は、アメリカ合衆国のプログレッシブ・メタルバンド、ドリーム・シアターが1999年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
このアルバムよりジョーダン・ルーデスが参加。1992年に発表した2枚目のスタジオ・アルバム『イメージズ・アンド・ワーズ』収録曲「メトロポリス」の続編であり、彼らにとって初となるコンセプト・アルバム。悪夢に悩まされる青年ニコラスの前世を巡るストーリーをアルバム全体で表現している。
本作の最後の曲である「ファイナリー・フリー」の最後に流れる音が次作『シックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランス』の1曲目「グラス・プリズン」につながっており、本作以降『オクタヴァリウム』まで同様に、アルバムの最後の音が次のアルバムの最初の音となっている。
ドリーム・シアターのオフィシャルブートレグ専門のレーベル「YtseJam Records」より、本作の制作過程を収録したアルバム『The Making of Scenes From A Memory』が販売されている。
収録曲
第1幕 (Act I)# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「第1場:リグレッション」(Scene One: Regression) | Petrucci | Petrucci | |
2. | 「第2場:I オーヴァーチュア 1928」(Scene Two, Part I: Overture 1928) | (インストゥルメンタル) | Dream Theater (James LaBrie, John Petrucci, John Myung, Jordan Rudess, Mike Portnoy) | |
3. | 「第2場:II ストレンジ・デジャ・ヴ」(Scene Two, Part II: Strange Déjà Vu) | Portnoy | Dream Theater | |
4. | 「第3場:I スルー・マイ・ワーズ」(Scene Three, Part I: Through My Words) | Petrucci | Petrucci | |
5. | 「第3場:II フェイタル・トラジディ」(Scene Three, Part II: Fatal Tragedy) | Myung | Dream Theater | |
6. | 「第4場:ビヨンド・ディス・ライフ」(Scene Four: Beyond This Life) | Petrucci | Dream Theater | |
7. | 「第5場:スルー・ハー・アイズ」(Scene Five: Through Her Eyes) | Petrucci | Dream Theater | |
第2幕 (Act II)# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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8. | 「第6場:ホーム」(Scene Six: Home) | Portnoy | Dream Theater | |
9. | 「第7場:I ザ・ダンス・オブ・エタニティ」(Scene Seven, Part I: The Dance of Eternity) | (インストゥルメンタル) | Dream Theater | |
10. | 「第7場:II ワン・ラスト・タイム」(Scene Seven, Part II: One Last Time) | LaBrie | Dream Theater | |
11. | 「第8場:ザ・スピリット・キャリーズ・オン」(Scene Eight: The Spirit Carries On) | Petrucci | Dream Theater | |
12. | 「第9場:ファイナリー・フリー」(Scene Nine: Finally Free) | Portnoy | Dream Theater | |
チャート順位
- Billboard 200
- Metropolis Pt. 2: Scenes From a Memory - #73
- Billboard Top Internet Albums
- Metropolis Pt. 2: Scenes From a Memory - #2
- UK Album Chart
- Metropolis Pt. 2: Scenes From a Memory - #131
- オリコン
- 「メトロポリス・パート2: シーンズ・フロム・ア・メモリー」 - #19[1]
参加ミュージシャン
脚注