トッド・ヴァン・スティーンゼル
トッド・バートラム・ヴァン・スティーンゼル(Todd Bertram Van Steensel、1991年1月14日 - )は、オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州シドニー出身のプロ野球選手(投手)。アメリカ独立リーグであるアトランティックリーグのガストニア・ハニーハンターズ所属。 経歴プロ入りとフィリーズ傘下時代2009年6月23日にフィラデルフィア・フィリーズと契約を結び[1]、プロ入りを果たした。同日に傘下ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズへ配属された[2]。12試合(5試合で先発)登板し、2勝1敗、防御率5.83、29奪三振を記録した[1]。その後、退団[1]。 フィリーズ退団後2010年はどの球団にも所属しなかった[3]。オフには母国オーストラリアのウィンターリーグであるオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)に参加し、シドニー・ブルーソックスに所属した[4]。6試合に登板し、0勝1敗、防御率7.94、7奪三振を記録した[5] ツインズ傘下時代2011年6月6日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[1]。6月20日に傘下ルーキー級エリザベストン・ツインズへ配属された[6]。13試合(10試合で先発)登板し、5勝2敗、防御率5.68、58奪三振を記録した[1]。 オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[7]。11試合に登板し、防御率3.32、25奪三振を記録した[5]。 オランダ球界時代2012年はオランダの野球リーグであるホーフトクラッセのコレンドン・キンヘイムでプレーした[3]。6試合に登板した[3]。同年限りで退団した。 オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[9]。15試合に登板し、2勝3敗、防御率3.50、23奪三振を記録した[5]。 キンヘイム退団後2013年はどの球団にも所属しなかった[3]。オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[10]。15に登板し、0勝1敗、防御率3.50、22奪三振を記録した[5]。 ツインズ復帰2014年2月6日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[1]。開幕前の3月2日に、ニューサウスウェールズ州シドニーで初めてオーストラリアで開催されたMLB開幕戦の前に開催された親善試合である「オーストラリアン・チャレンジ」のオーストラリア代表に選出された[11]。 シーズンでは4月1日に延長スプリングトレーニングへ配属された[1]。4月26日に傘下A級シーダーラピッズ・カーネルズへ配属された[12]。23試合に登板し、0勝0敗8セーブ、防御率1.30、45奪三振を記録した[1]。7月7日に傘下A+級フォートマイヤーズ・ミラクルへ昇格した[13]。16試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率1.52、26奪三振を記録した[1]。 オフの11月14日に第1回21U野球ワールドカップのオーストラリア代表に選出された[14]。11月7日の日本戦に登板し、敗戦投手となっている[15]。 またABLに参加し、ブルーソックスに所属した[16]。7試合に登板し、0勝0敗2セーブ、10奪三振を記録した[5]。 2015年4月26日に傘下ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズへ配属された[1]。ただ登板はしていない[1]。4月28日に傘下A+ミラクルズへ昇格した[17]。5月6日に延長スプリングトレーニングへ配属された[18]。5月7日に傘下A+ミラクルズへ復帰した[18]。最終的に傘下A+ミラクルズで46試合に登板し、2勝4負13セーブ、防御率2.32、81奪三振を記録した[1]。 オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[19]。12試合に登板し、0勝0敗5セーブ、17奪三振を記録した[5]。 2016年1月28日にブルーソックスで共にプレーしたトレント・デントニオ、デビッド・キャンディラス、ウェイン・ラングレンと共に[20]、第4回WBC予選のオーストラリア代表に選出された[21][22]。同大会でオーストラリアは本戦出場を決めている[要出典]。 シーズンでは開幕を傘下傘下A+級ミラクルズで迎えた[23]。6月4日に同年のフロリダ・ステートリーグ・オールスターゲームに選出され、2年連続2度目の選出を果たした[24]。傘下A+級ミラクルズでは39試合に登板し、4勝2敗5セーブ、防御率3.46、50奪三振を記録した[1]。8月18日に傘下AA級チャタヌーガ・ルックアウツに昇格した[25]。傘下AA級ルックアウツでは5試合に登板した[1]。 オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[26]。7試合に登板し、0勝1敗3セーブ、8奪三振を記録した[5]。 2017年はシーズン開幕前の2月9日に第4回WBC本戦のオーストラリア代表に選出された[27]。 独立リーグ時代2019年は、北米独立リーグのアメリカン・アソシエーションに所属するセントポール・セインツでプレーし、3勝2敗16セーブ、防御率4.33の成績を記録した[3][28]。オフには第2回WBSCプレミア12のオーストラリア代表に選出された[29]。 メキシカンリーグ時代2021年3月3日にメキシカンリーグの新球団であるグアダラハラ・マリアッチスと契約した[30]。 独立リーグ時代2022年1月にアメリカン・アソシエーションの新球団であるレイクカントリー・ドックハウンズと契約した[31]。1試合も出場することなく退団した。 2023年2月22日にアトランティックリーグのガストニア・ハニーハンターズ[32]。また3月に開催された第5回WBCにオーストラリア代表として出場した。 選手としての特徴
人物テイラー・スウィフトのファンである[33]。 オーストラリア代表として出場した第5回WBCでは、1次ラウンドの日本戦で大谷翔平から空振り三振を奪った。大会終了後には自身のツイッターで、動画と共にこの時の正直な心境を綴り、ファンから称賛された[34]。 詳細情報WBCでの投手成績
WBSCプレミア12での投手成績
記録
背番号
代表歴
脚注
関連項目外部リンク
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