ディラン・シース
ディラン・エドワード・シース(Dylan Edward Cease, 英語発音: /ˈdɪlən ˈsiːs/[2]; 1995年12月28日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州フルトン郡ミルトン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのサンディエゴ・パドレス所属。 経歴プロ入りとカブス傘下時代2014年のMLBドラフト6巡目(全体169位)でシカゴ・カブスから指名されプロ入り[3]。契約直後、トミー・ジョン手術を受けた[4]。 ホワイトソックス時代2017年7月13日にホセ・キンタナとのトレードで、エロイ・ヒメネス、他2名のマイナー選手と共にシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した[5]。 2018年はオールスター・フューチャーズゲームに出場。A+級ウィンストン・セイラム・ダッシュとAA級バーミングハム・バロンズでの23試合の先発登板で12勝2敗、防御率2.40を記録した。「MLB Pipeline」による2018年シーズンの最優秀投手にも選出された[6]。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[7]。 2019年は開幕をAAA級シャーロット・ナイツで迎えた。7月3日にメジャー初昇格を果たした。同日のデトロイト・タイガース戦にて先発でメジャーデビューすると、5回3失点の投球でMLB初勝利を挙げた[8]。 2021年5月4日のレッズ戦でMLB初安打を記録した[9]。 2022年は、5月29日のシカゴ・カブス戦から8月11日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦まで「先発14試合連続自責点1以下」を達成し、MLB史上最長記録を樹立した[10][11]。オフの11月16日、ア・リーグのサイ・ヤング賞投票結果が発表され第2位に選出された[12][13]。12月5日には自身初となるセカンドチームの先発投手の1人としてオールMLBチームに選出された[14]。 パドレス時代2024年3月13日にスティーブン・ウィルソン、ドリュー・ソープ、サミュエル・ザバラ、ハイロ・イリアルテとのトレードで、サンディエゴ・パドレスへ移籍した[15]。3月20日に開幕戦となるソウルシリーズのロースターには入らないことが発表された[16]。7月25日の対ワシントン・ナショナルズ戦では、 9回を114球で無安打無失点、9奪三振(3四球)の快投で、球団史上2度目となるノーヒットノーランを達成した[17]。この年は33試合に先発登板して189回1/3を投げ、14勝11敗、防御率3.47、224奪三振を記録した[18]。サイ・ヤング賞投票では4位に入り[18]、2度目となるオールMLBチームのセカンドチームに選出された[19]。 選手としての特徴
最速100.5mph[22](約161.7km/h)の快速球とカーブで打者を蹂躙する[23]。 家族高校でともにプレーしたアレクという双子の兄弟がおり、現在はパイロットとなっている[24]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
表彰
記録
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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