『ディディーコングレーシングDS』は、任天堂から日本国外で発売されたニンテンドーDS用ソフト。1997年にNINTENDO64で発売された『ディディーコングレーシング』をDS用ソフトとしてリメイク移植した作品。
64版に追加要素を含めDSに移植したゲームだが、画面の都合上キャラクターが大きく見える範囲が狭くなっている。開発は既に任天堂から撤退したレア社が関わっているためか、日本での発売はなかった。
主な追加要素は以下の通り。
登場キャラクター
操作可能
前作に登場したキャラクターはほぼ全員続投している。
- ディディー
- 赤い帽子をかぶったチンパンジー。64版は主人公とは言いがたい扱いだったが、DS版はオープニングデモなどで出番が増え、主役級の扱いになっている。DS版ではティンバー達に助けを求められて駆けつける。
- 初心者向きのキャラクター。
- ティンバー
- トラ。64版は実質的な主役だったが、DS版はディディーの出番が増えているため主役ではなくなった。ディディーに助けを求めた。
- 初心者向きのキャラクター。
- バンパー
- アナグマ。スリルとスピードが大好き。ティンバーの友達。
- 初心者向きのキャラクター。
- ピプシー
- ネズミ。負けず嫌いな性格。ティンバーの友達。
- 加速力は高いが、最高速度は低い。
- ティップタップ
- カメ。平和主義者で危険なことには参加しない臆病な性格だが、島の危機に立ち上がる。『バンジョーとカズーイの大冒険』シリーズには2度出演しているが、同一人物なのかは不明。
- クランチ
- ワニ。クレムリン軍団のスパイ。ディディー達とは敵対関係にあるが、ちょっとした勘違いで彼らの後を追いかける。
- 最高速度は高いが、加速力は最悪。上級者向きのキャラクター。
- ディクシー
- ディディーのガールフレンドで、ポニーテールが特徴のゴリラ。DS版のみのキャラクター。ディディーと一緒にティンバー達を助けに向かう。
- 中級者向きのキャラクター。
- タイニー
- おさげが特徴のゴリラ。海外版ではディクシーの妹という設定。DS版のみのキャラクター。ディディーと一緒にティンバー達を助けに向かう。
- 中級者向きのキャラクター。
- ドラムスティック
- ニワトリ。レースが得意。物語の序盤は使用できない。凄腕のレーサーだったが、ウィズピッグが来た際に行方不明になっている。
- 能力は高いが、操作性にやや癖がある。中央ステージにいるカエルをカエルのマークの所に乗せると現れる、赤いトサカのついたカエルを踏むことで使用可能に。上級者向きのキャラクター。
- T.T
- 時計。タイムアタックが大好き。
- スピードが速く、タイムアタック向きのキャラクター。
- 魔人タージ
- 象。前作同様サポート役を務めるが、条件を満たす事でプレイヤーとしても使用可能。
- 上級者向きのキャラクター。
- ウィズピッグ
- ブタのような姿の宇宙人。前作同様ラスボスとして登場するが、こちらも条件を満たす事でプレイヤーとして使用可能。
- 最高速度は高いが、他の性能は悪く操作が難しい。上級者向きのキャラクター。
その他
- スコークス
- 緑色のオウム。前作同様、ティンバー達に手紙を届ける伝書鳩の役割を担当。
- 64版ではゲーム内には登場しなかったが、DS版ではオープニングデモで登場する。
- クランチの相棒
- 名前は不明。スコークス同様、DS版ではオープニングデモに登場しており、クランチと似た容姿だったことが判明した。
前作との違い
- ミサイルを当てた際のふっとびの程度が大きくなった。
- コース上のバナナの削除。
- まじっくコードが廃止。
- レーサーのビークルの色がバンパーと同じ黄色となった。
- キャラクターセレクト画面のBGMの固定化。
- 一部のキャラクターと声優の交代。
- ドラムスティックの出現方法の変更。
- 自作コースをT.Tと走行可能。
- エンディングデモの変更。バンジョーとコンカーが登場しない、最後に皆がディディーを見送り「THE END」の看板が表示される、といった変更点がある。
関連項目
外部リンク
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