ディダク・ビラ
ディダク・ビラ・ロセージョ(Dídac Vilà Rosselló、1989年6月9日 - )は、スペイン・バルセロナ県出身の元サッカー選手。ポジションはDF(左サイドバック)。 経歴クラブRCDエスパニョール地元のCEマタローの下部組織を経て、10歳だった1999年にRCDエスパニョールの下部組織に入団した。2008-09シーズンはRCDエスパニョールBのメンバーとしてテルセーラ・ディビシオン(4部)で優勝し、セグンダ・ディビシオンB(3部)昇格を果たした。マウリシオ・ポチェッティーノ監督によってトップチームに招集され、2010年1月30日のアスレティック・ビルバオ戦でプリメーラ・ディビシオン(1部)デビューした。ベテランのダビド・ガルシアに代わってレギュラーに定着し、2009-10シーズンはリーグ戦11試合に出場した。ハビ・マルケスやビクトル・ルイスなど下部組織出身の同世代の選手たちの活躍もあり、11位でシーズンを終えた。負傷の影響で2010-11シーズンは出遅れたが、再びレギュラーポジションを獲得し、前半戦は13試合に出場した。 ACミラン2011年1月28日、イタリア・セリエAのACミランに移籍した[1]。2010-11シーズン最終節のウディネーゼ・カルチョ戦でデビューしたが、ジャンルカ・ザンブロッタやルカ・アントニーニの壁は厚く、この1試合の出場のみに終わった。 2011年6月初旬、1年の期限付き移籍でRCDエスパニョールに復帰。古巣では再びレギュラーとしてプレーした。 2012年8月、バレンシアCFに買取りオプション付きでのレンタル移籍が発表され、本人も「僕の目標は、レンタル契約を完全契約に変えること。このクラブで、成長したい」とコメントしていたが、その後のメディカルチェックで恥骨に問題が見つかり、結局破談となる[2]。 2013年7月25日、レアル・ベティスにレンタル移籍[3]。 AEKアテネFC2015年、AEKアテネFCに移籍した。 RCDエスパニョール復帰2017年8月30日、RCDエスパニョールに3年契約で復帰することが発表された[5]。キャプテンとしてチームを牽引すると、2021-22シーズンを最後にチームを去った[6]。 代表2011年にU-21スペイン代表デビューし、同年6月にはデンマークで開催されたUEFA U-21欧州選手権に出場した。ルイス・ミージャ監督はホセ・アンヘルではなくディダクをレギュラーで起用し、全試合にフル出場して優勝に貢献した。大会後にはチーム・オブ・ザ・トーナメント(23人)に選ばれた[7]。 個人成績クラブ
タイトルクラブ
代表
個人
脚注
外部リンク |