ディスカバードアタック
ディスカバードアタックはチェスの用語で、駒を動かして背後にある駒(クイーン、ルーク、ビショップ)で駒取りをかける手筋である。特に、背後の駒でチェックをかける場合は、ディスカバードチェックという。さらに、動かした駒でもチェックがかかる場合はダブルチェックとなる。ディスカバードアタックの主目的は駒得あるいは手番を得ることである。 ディスカバードチェックは将棋で言えば空き王手に相当し、ダブルチェックは両王手に当たる。 例右図は、ディスカバードアタックを説明するための原理図である。白がNf4と指せば、ナイトによりe6のポーンに、クイーンによりビショップに駒取りをかけることができる。黒はビショップとポーン両方の駒を同時に助ける指し手が無いので、白は駒得することができる。 脚注関連項目 |