セダブリランテス
セダブリランテス(欧字名:Seda Brillantes、2014年1月12日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍は2017年のラジオNIKKEI賞、2018年の中山金杯。 馬名の意味は、スペイン語で「鮮やかに輝くシルク。父名、母名より連想」[3]。 戦績デビュー前2014年1月12日、北海道白老町の社台コーポレーション白老ファームで誕生。一口馬主法人「シルクホースクラブ」より総額2500万円(一口5万円×500口)で募集された[3]。早来ファームでの中期育成を経て[4]、ノーザンファーム空港牧場で育成された[5]。 ![]() 2歳(2016年)美浦・手塚貴久厩舎に入厩。2016年12月の新馬戦(中山ダート1800m)をデビュー勝ちする。しかし、レース後に骨折が判明し、休養に入る[6]。 3歳(2017年)2017年は5ヶ月ぶりの復帰戦で初の芝レースとなる早苗賞を快勝し、デビュー2連勝とする[6]。続いて、ラジオNIKKEI賞に出走し、逃げたウインガナドルをゴール前でクビ差捉えて無傷の3連勝での重賞制覇を果たす。デビュー4年目の石川裕紀人、新種牡馬の父ディープブリランテにとっても初の重賞制覇となった[4]。 秋はセントライト記念から菊花賞に挑むローテーションを予定していたが、挫跖のためセントライト記念を回避[7]。仕切り直しの一戦としてアルゼンチン共和国杯に出走し、同期の東京優駿2着馬スワーヴリチャードの3着だった[8]。 4歳(2018年)年明けの中山金杯では単勝2.5倍の1番人気に推され[9]、先に抜け出したウインブライトをゴール前でクビ差交わして重賞2勝目を挙げた。レース後、陣営からは「距離が長くなっても大丈夫」とコメントが出され、春のG1戦線が視界に入っていたが[8]、レース後に左橈骨遠位端骨折が判明し、6ヶ月以上の休養を要すると診断された[10]。 8ヶ月ぶりの復帰戦となった新潟記念では57.5キロのトップハンデを背負い[11]、7着に終わった。1年ぶりに騎乗した石川裕紀人は「休み明けなのか、斤量なのか…」と首を傾げた[12]。 5歳(2019年)~6歳(2020年)2018年の新潟記念以来、1年3ヶ月ぶりの競馬となったディセンバーステークスに石川裕紀人鞍上で出走、復帰戦を勝利で飾る[13]。その後、屈腱炎を発症し長期休養に入る。 7歳(2021年) - 8歳(2022年)2021年3月28日の六甲ステークスで1年3ヶ月ぶりに復帰したが9着。その後のレースでは二桁着順が続いた。2022年4月3日、右前脚浅屈腱炎が再発したためシルクホースクラブにより現役を引退することを発表した[14]。同年4月7日付で競走馬登録を抹消、引退後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークにて乗馬となる[2]。 競走成績以下の内容は、netkeiba.comの情報[9]に基づく。
血統表
脚注注釈出典
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