セクステットの為の抒情組曲
『セクステットの為の抒情組曲』(セクステットのためのじょじょうくみきょく、原題:Lyric Suite for Sextet)は、チック・コリアとゲイリー・バートンが連名で1982年に録音、1983年にECMレコードから発表したスタジオ・アルバム。 解説1972年より共演を重ねてきたコリアとバートンが、弦楽四重奏を迎えて録音した作品で、バートンによれば、当時コリアはルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンやバルトーク・ベーラの弦楽四重奏曲を研究していたという[3]。デイヴ・コノリーはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「コリアとバートンの2人の熟達した技術により、所々で火花散る演奏が披露されているとはいえ、難解なメロディと散漫な編曲のため、耳を傾けるのが大変な作品」「対等な関係のセクステットと言うよりは、ストリングスのサポートを得たデュエットと考えるべき」と評している[2]。 アメリカのヒップホップ・グループD.I.T.C.は、アルバム『D.I.T.C.』(2000年)収録曲「Thick」において、本作収録曲「パート1 - 序曲」のサンプリングを使用した[4]。 収録曲全曲ともチック・コリア作曲。
参加ミュージシャン脚注
外部リンク
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