キース・ジャレット&ゲイリー・バートン
『キース・ジャレット&ゲイリー・バートン[注釈 1]』(原題:Gary Burton & Keith Jarrett)は、キース・ジャレットとゲイリー・バートンが連名で1970年に録音し、1971年に両名が所属していたアトランティック・レコードから発表されたスタジオ・アルバム。 解説バートンのレギュラー・バンドにジャレットが加わった編成で録音された[2]。5曲中4曲はジャレットの作曲により[3]、唯一スティーヴ・スワロウが提供した「コモ・エン・ベトナム」では、ジャレットはピアノを弾かずソプラノ・サクソフォーンに専念しており、「ザ・レイヴン・スピークス」でも一部でサクソフォーンを吹いた[2]。 スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ポップ・ミュージック、ロック、カントリー、前衛ジャズといった要素が混ぜ合わされており、結果的には実に理路整然とした作品となった」と評している[3]。また、『CDジャーナル』のガイドコメントでは「70年当時の混沌としたシーンに呼応するようにカテゴライズ無用の音楽を創出」と評されている[4]。 1994年にライノ・レコードから発売された再発CDは、バートンの単独リーダー・アルバム『鼓動(Throb)』(1969年録音・発表)との2 in 1となった[5]。 収録曲特記なき楽曲はキース・ジャレット作曲。
参加ミュージシャン
脚注注釈
出典
外部リンク
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