ザ・ソング・オブ・シンギング
『ザ・ソング・オブ・シンギング』(The Song of Singing)は、チック・コリアが1970年に録音・1971年に発表したスタジオ・アルバム。 解説本作のためのセッションで録音されたアウトテイクのうち、「Blues Connotation」は未発表音源集『サークリング・イン』(BN-LA472-H2)、「Drone」は未発表音源集『サーキュラス』(BN-LA882-J2)で日の目を見た[2]。また、1989年発売のアメリカ盤CD (CDP 7 84353 2)には、これら2曲に加えて、未発表のままとなっていた「Ballad II」もボーナス・トラックとして追加された[3]。 本作に参加したコリア、デイヴ・ホランド、バリー・アルトシュルの3人は、1970年よりアンソニー・ブラクストンを加えたカルテット「サークル」としても活動しており、「トイ・ルーム」や「ネフェルティティ」は、サークルによるライブ録音も残されている[2]。また、コリアが本作と全く同じメンバーで1971年1月に録音したアルバム『A.R.C.』でも、「ネフェルティティ」が再演された[2]。 スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「初期アート・アンサンブル・オブ・シカゴに影響を受けた、どちらかと言えばフリー/アヴァンギャルド・ジャズ的な音楽だが、じっくり聴くに値する」と評している[4]。 収録曲
1989年再発CDボーナス・トラック
参加ミュージシャン脚注
外部リンク
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