セガ・ロジスティクスサービス
株式会社セガ・ロジスティクスサービス(英: SEGA Logistics Service Co.,Ltd.)は、1995年にセガより物流サービス部門を分離、設立されたセガサミーホールディングスのグループ企業。当企業の主な通称は「SLS」。 概要セガ フェイブ(2015年3月までと2020年4月から2024年3月まではセガ、2015年4月から2020年3月まではセガ・インタラクティブ)とカプコンが販売するアーケードゲーム機並びにサミーが販売する七号転用機の物流ならびに保守、サポート業務を主として行っている。カプコンは以前は自社でアフターサービス業務を行っていたが(ALL.Net対応タイトルや一部のメダルゲームの保守並びにサポート業務は当社に委託)[2]、2019年4月1日付でセガ・ロジスティクスサービスへ移管された[3][4]。 他に中古アーケードゲーム機の売買仲介、自社で開発したゲームセンター向け運営支援製品や一般ユーザー向け機器、自動車教習所向けのドライビングシミュレーター並びにライディングシミュレーターの販売、セガのアーケードゲーム機・アミューズメント景品の海外向け販売を行っている[5]。 かつてのアーケードゲーム筐体工場であった矢口事業所には、「デイトナUSA」「バーチャレーシング」などの往年のセガのアーケードゲームがいつでも稼働可能な状況で整備・保存され(社員以外は非公開)、「セガフェス」など、セガサミーグループのイベントで公開されている。レトロアーケードゲームの修理は、最新機器はもちろんのこと、工場が羽田にあった時代の機械まで駆使して行っているという[6]。 2021年5月6日に本社を大田区南蒲田からセガ、サミーなどと同じ住友不動産大崎ガーデンタワーへ移転した他、東日本事業所も同年12月20日に大田区西糀谷から川崎市川崎区へ移転した。これにより、セガ創業の地である羽田から本社・本店、事業所を置くセガの子会社やセガのグループ会社の拠点はなくなった[7][8]。 事業所
かつては札幌市、仙台市、川口市、伊勢崎市、名古屋市、広島市、熊本市にサービス拠点を置いていたが、名古屋サービスは2021年3月に閉鎖され、同年4月に福岡市にサービス拠点を再設置した[9]。 沿革
関連項目脚注
外部リンク |
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