シンガポール地下鉄C651形電車
シンガポール地下鉄C651形電車(シンガポールちかてつC651がたでんしゃ)は、かつてシンガポールのMRTで運用されている通勤型電車である。 概要シンガポール地下鉄C151形電車の車体をベースに、MRT初のVVVFインバーター制御の電車として、1993年~1994年にシーメンスにより製造され、1994年から東西線と南北線で運行が開始された。 車体はアルミ製で、C151形とほぼ同じであるが、車体色は白で赤のストライプが入っている。 制御装置は、シーメンス製のGTO素子VVVFインバーターが使用されている。シーメンス製のGTO-VVVFではあるが、磁励音は、登場時の京急2100形電車やJR東日本E501系電車、京急新1000形電車初期車のような、ドレミファ音ではなく、日立製GTO-VVVFのような音である。 内装は、更新前のC151形と類似していて、ドア間にプラスチック製の9人がけロングシートがあり、車端部には2人がけロングシートがある。 2010年から更新工事が行われた。 2016年から2018年にかけて中期改修更新が行われる予定であったが中止となった。 R151系の導入により2020年9月に203-204編成が運用を離脱し置換えが進められた。2024年11月27日に237-238編成を最後に本系列は形式消滅した。[1] 脚注
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