シャーロット・ケイト・フォックス
シャーロット・ケイト・フォックス(英: Charlotte Kate Fox、1985年8月14日 - )は、アメリカ合衆国の俳優[1]、歌手。 アメリカのニューメキシコ州サンタフェ出身で、ノースカロライナ州に在住した[注 1]。米国俳優協会会員。日本でCAMINO REALがマネジメントしている。連続テレビ小説として初の外国人ヒロインを『マッサン』で演じた[2]。「シャロやん」と愛称される。 来歴ニューメキシコ州サンタフェで、ヒッピー世代の両親の元に生まれた[2]。シャーロットの祖母は、『マッサン』で演じた役柄と同じくスコットランド出身[1]である。 サンタフェ芸術大学の演劇ダンス専攻でBFAを取得してノーザンイリノイ大学で演劇専攻のMFAを修了し、演劇スクールのステラ・アドラー・スタジオニューヨークなどで演技とダンスを学ぶ[1]。 キャリア女優として、米国で舞台や独立系の映画を中心に出演して経験を積んだ[2]。 2014年にアメリカの演劇関係者向けオーディション情報ウェブサイトで日本のNHKが連続テレビドラマでヒロインを募集していることを知り、キャスティングディレクターの奈良橋陽子に紹介を受け、『マッサン』でニッカウヰスキー創業者の妻である竹鶴リタを意図した白人女性ヒロインに応募した[3][4]。 日本へ渡航経験は無く、日本語も全く話せないが、オーディションの日本語演技テストで台詞の意味を理解し、チーフプロデューサーの櫻井賢によれば「ズバ抜けた演技」と「コメディセンス」[1]を見せ、日本国内232人、日本国外289人の応募者の中からヒロインに選ばれた[5]。 3月から米国の家族と離れて東京都に滞在して5月のクランクインまで日本語を特訓[5]し、撮影中は共演者やスタッフに「シャロやん」[6]と親しまれた。この演技が高く評価されて、東京ドラマアウォード2015特別賞を受賞[7]し、2015年に母校サンタフェ芸術大学から名誉博士号を授与された[8]。 2015年4月29日に『マッサン』の劇中歌「ゴンドラの唄」を歌唱してユニバーサルミュージックからCDを発売[9][10][11]し、8月19日にファースト・アルバム『Wabi Sabi』を発売して渋谷のマウントレーニアホールで単独ライブを開催し、8月22日から9月18日まで全国7都市でコンサートツアー[12]を催した。 以後、2015年9月放送の『名探偵キャサリン』で米富豪のビジネスウーマンを主演[13]、2016年4月期のドラマ『OUR HOUSE』で芦田愛菜とともに主演[14]、2016年6月公開の映画『高台家の人々』に出演[15]、2017年5月に舞台『俺節』でヒロイン・テレサ役[16]、2019年に大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』[17]、など日本で芸能活動している。 人物・エピソード姿身長167cmで、瞳の色はブラウングレーである。髪色は2014年に来日時の記者会見はブルネット[18]で、『マッサン』出演時はブロンドであった。2015年8月18日の初ライブは20センチほど短くしたショートヘアで登場した[19]。 趣味・特技特技・趣味はダンス、乗馬、洞窟探検、ロッククライミング、ギター。 私生活2014年の来日前は、米国人の舞台演出家ジョン・ポール・ムーアと結婚してノースカロライナ州で生活していた[23]が、日本の仕事が続いて別居期間が長期化[24]して2016年初頭に離婚した[25]。日本に在住する30代半ばのカナダ人ビジネスマンでYouTubeなどで活動する男性と、約1年の交際を経て2018年10月に実家のあるアメリカ・サンタフェの教会で挙式[20][21][22]し、2018年12月7日にInstagramでウェディングショットとともに結婚を公表した[26]。 2019年5月18日に第1子[27]を授かったと、妊婦姿の写真とともにInstagramで公表した。10月29日、第1子男児の出産を報告[28]。 2021年9月24日、第2子を出産[29]。2023年6月9日、第3子の出産を発表した[30]。 エピソード幼少期は家にテレビがなく「テレビもない生活の中で芝居を覚えました」[2]と語り、『徹子の部屋』で小学校の時にノーパン通学で退学処分を受けて転校したエピソード[31]を語った。 ストレス解消法は「ギョーザを食べること」で、「毎日食べたい」ほど日本のギョーザを好んだが『マッサン』収録中は太ることを気にして“ギョーザ断ち”[32]した。他に日本で気に入った食べ物としてフカヒレを挙げている[5]。 「マッサン」のオーディションのため日米を往復していた無名時代に、成田空港で『YOUは何しに日本へ?』の取材を受けていた[33][34]。 受賞歴
出演テレビドラマ
テレビアニメ映画
舞台
その他テレビ番組
CM
広告その他ディスコグラフィシングル
アルバム
関連項目
脚注注釈出典
外部リンク
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