サンタ・アポローニャ駅
サンタ・アポローニャ駅(ポルトガル語: Estação Ferroviária de Lisboa-Santa Apolónia)はポルトガルの首都リスボンにあるターミナル駅である。リスボンでは最も古いターミナル駅で1865年5月1日に開業[1]した。歴史的な地区であるサン・ヴィセンテ地区アルファマに位置している。 乗り入れ路線
ノルテ線の起終点駅である。2015年夏ダイヤ現在、平日の主な運行路線及び発着頻度は次の通り[2]
青線が乗り入れる。2014年冬ダイヤ現在、平日昼間の運行間隔は6分55秒、朝の通勤時間帯には最短4分55秒間隔、夕方の通勤時間帯には最短5分20秒間隔で運行されている[3]。 歴史1891年から1957年にかけてリスボンでのターミナル駅の機能は中央駅としても知られたロシオ駅が担っていた。今日ではリスボンでのターミナル駅としての機能はオリエンテ駅とサンタ・アポローニャ駅が担っており、リスボン近郊列車アザンブジャ線の他、ポルトガル鉄道が運行する特急にあたるアルファ・ペンドゥラール、急行にあたるインターシティ、スペイン方面へ向かう国際夜行列車トレンオテル(ルシタニア号・マドリード行)やシュド・エクスプレス(イルン行)などが発着する。多数のバスが発着するほか2007年にリスボンメトロの駅が開業し、利便性が向上した。 2022年2月14日、予算1200万ユーロをかけて駅舎内に5つ星ホテル「ザ・エディター・リバーサイド・サンタ・アポローニャ・ホテル」(ポルトガル語: The Editory Riverside Santa Apolónia Hotel)を開業させた[4]。この改修工事によって駅舎を水色から茶色に塗り直すなど、クラシックな装飾が施された[4]。 駅構造ポルトガル鉄道
地上駅。南北に伸びるプラットホームの南半分はトレイン・シェッドで覆われており、頭端式ホーム3面3線を有する。その内真ん中の1面は2両分くらいの長さしかない。両隣の2面はトレイン・シェッドの外にも伸びており、トレイン・シェッドの外に出ると2面4線分のホームが追加して設置されている。計5面7線。
リスボンメトロ
駅周辺![]() 駅の北には17世紀に建てられたサンタ・エングラシア教会やサン・ヴィセンテ・デ・フォーラ修道院が、西側にはリスボン軍事博物館があり、駅の南東側はテージョ川に面した岸壁になっている。 隣の駅
脚注
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