ゴリ(1972年〈昭和47年〉5月22日 - )は、日本のお笑いタレント、俳優、映画監督。お笑いコンビ・ガレッジセールのボケ担当。本名は照屋 年之(てるや としゆき)。身長173 cm、体重73 kg。
沖縄県那覇市出身。吉本興業所属。那覇市立松城中学校、沖縄県立首里高等学校卒業、日本大学藝術学部映画学科演技コース中退。
略歴
沖縄県那覇市にて本土復帰の1週間後に生まれた。兄が二人いる。小学校に上がるときに大阪の親戚に預けられ[4][5][6]、大阪市立苗代小学校に通い[7]、5年生の二学期に沖縄に戻った[8]。高校卒業後、2浪目の時に上京。日本大学藝術学部に合格[9][10]。
1995年、川田広樹とガレッジセールを結成。同期はダイノジ[2]、おぎやはぎ[3]等がいる。当初は本名で活動していたが、事務所の1年先輩であるロンドンブーツ1号2号の番組をきっかけに芸名を「ゴリ」とした。自身のYouTubeチャンネルにて、マッコイ斉藤が芸名の名付け親だと語っている。
『笑っていいとも!』のレギュラーに抜擢され、持ちギャグである「エンジョイプレイ」が好評を博し大ブレイク。現在では冠番組を持つ。2002年に結婚、翌年に子どもが生まれる。相方の川田は2003年に結婚。2009年公開の長編映画『南の島のフリムン』にて、自身初となる監督・脚本を担当。「沖縄国際映画祭」に出品された。映画・ドラマなどへ幅広く出演する個性派俳優でもある。また、夏川りみの楽曲『ウンジュの原点(ふるさと)』(ウンジュ=沖縄方言で「あなた」の意味)では作詞を担うなど、活動の幅を広げている。2018年に全国公開された映画『洗骨』では、本名である「照屋年之」名義で監督を務めた[11]。同年開催の「第40回モスクワ国際映画祭」にてアウト・オブ・コンペティション部門に出品された[12]。また、映画監督が選ぶ日本映画監督協会新人賞(2019年度)を受賞。現役のお笑い芸人としては北野武以来となる[13][注 1][注 2]。
人物
家族・親戚
エピソード
- 2007年4月15日放送の『メントレG』出演時、「人生の転機に影響を与えられた人」の中で芸能界入りのきっかけは、大学受験を目指し、上京して勉強していた時に当時同じ下宿に住んでいた羽村(現在NHK職員)に「将来何になりたくて勉強してんの?」と聞かれ、その時とっさに出てきた「俺、役者になりたい」の言葉からと答えている[9][10]。
- 上京後、しばらくは方言ネタを封印していたが[5]、近年はコンビネタとして出身地や方言に言及するようになった。主なものとして、本土の人間が理解できないことを逆手に取り支離滅裂なフレーズを発言する(例:ざんぬいゆ・よーがりー・ひーがりー=ジュゴンがガリガリに痩せています)。
- 映画『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』におけるニューハーフ役での出演時、役作りのため腕毛をすべて脱毛した。
- 『笑っていいとも!特大号』での企画「勝負カラオケベスト9」(2006年12月27日、2007年12月26日、2008年12月24日)にフルエントリーした。
- 2006年は93点で1位となり、9位で68点だった中居正広に勝利した。
- 2007年は92点を獲得、88点で2位となった香取慎吾に勝利し2連覇を果たす。
- 2008年も93点と高得点を叩き出した。草彅剛(5位・88点)・DAIGO(4位・91点)・里田まい(6位・85点)に勝利したが、96点の青木さやかが1位となり惜しくも3連覇を逃す。
- 2001年3月31日放送の『オールスター感謝祭'01春 超豪華!クイズ決定版』にて21世紀最初の予選落ちとなった[注 3]。
出演
テレビバラエティ
レギュラー
準レギュラー
特番
- テキトー男3人旅(2011年1月4日・2012年1月4日、中京テレビ)
- おまかセルフィ〜島ぜんぶでお~きな自撮り〜(2015年4月6日、フジテレビ)- MC
- 離島にポツンッ!ラストファミリー物語(2021年1月29日、NHK BSプレミアム)
- 離島で発見!ラストファミリー物語(2021年8月14日・11月13日、NHK BSプレミアム)
ドキュメンタリー
- ドキュメント20min.〜フラッシュ暗算〜沖縄との不思議な関係〜(2009年9月10日、NHK総合) ※ナレーション
- 日曜ビッグバラエティ「夏休みの自由研究 はじめての“小さな大冒険”」(2010年8月22日、テレビ東京)※ナレーション
- ワイルドライフスペシャル「野生動物の家族 愛と絆の物語」(2013年1月1日、BSプレミアム)※司会
- BS1スペシャル 戦場の真心(ちむぐくる) 〜沖縄を救った日系人〜(2015年8月10日、NHK BS1)※ナビゲーター
- ワイルドライフ 第103・115・119回 (2012年8月13日・2013年1月1日・2月11日、BSプレミアム) - 進行
ラジオ
テレビドラマ
映画
アニメ映画
WEBアニメ
日本語吹替
CM
受賞歴
作品
映画
書籍
- 小説「海ヤカラ」(2022年4月28日、ポプラ社刊)※照屋年之名義
新聞連載
- 2007年3月 - 8月、読売新聞金曜版夕刊にて「ゴリの僕がアナタになれたなら」というコラムともいえるコメントコーナーを連載。
脚注
注釈
- ^ ただし北野武は奨励賞である。また2013年度受賞者の市井昌秀は元お笑い芸人で髭男爵のメンバーだった。
- ^ 同賞のシンポジウムでゴリは選考委員5人の内、締切ギリギリまで選出に手を挙げなかった最後の1人がゲスト出演した中村義洋だった事を、出席直前(同日)に中村と行われたトークイベント中に知ったと明かしている。中村は最終的には選出に同意しているが、理由は映画監督として新人では無い事を挙げている[14]。
- ^ Period1の最初の問題で予選落ち。
出典
関連項目
外部リンク
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受賞年は表示年の翌年。「※」は奨励賞。 |
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11回 - 20回 | |
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