コールド・ストーン・クリーマリーコールド・ストーン・クリーマリー (Cold Stone Creamery) は、アイスクリームのブランドである。本部はアメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデール。 商品の特徴最大の特徴はオーダー後にアイスクリームとナッツやフルーツなどのミックスイン(トッピングの呼称)を-9℃に冷やしたみかげ石の上で混ぜ合わせ、客ごとに一品物の「オリジナルアイスクリーム」を提供するというもので、ブランド名の由来にもなっている。独特の高級感と、客の目の前で混ぜ合わせるというパフォーマンスを売りにしている。 アイスクリームのサイズは、小さい物から順に"Like It"(ライクイット)、"Love It"(ラブイット)、"Gotta Have It"(ガッタ ハブ イット)、および持ち帰り用の"Take Out Pint"(テイクアウトパイント)と呼称される。 店員のパフォーマンスアイスクリームのオーダーに際して、最大サイズの"Gotta Have It"オーダーおよびチップの支払いがあった場合(その他、リクエストがあった場合)には、クリマール(アイスを顧客に提供する役割名)がアイスを混ぜ合わせながら、「Make People Happy」の気持ちの表現として[1]歌を歌うサービスを行っており、陽気なメロディに乗せて従業員全員が歌うことがある。主に歌われるのはミッキーマウス・マーチ、ハイホー、ウィッチ・ドクター等の替え歌である。日本の店舗では、サイズの大小やチップの有無に関係なく歌が歌われる。但し、歌を聴きながら待っているのが恥ずかしいという客にも配慮しており、客側から歌をキャンセルすることも出来る。 歴史1988年にドナルド、スーザンのサザーランド夫妻(Donald & Susan Sutherland、俳優のドナルド・サザーランドとは別人)によって設立され、アメリカ合衆国のアリゾナ州テンピで開業。 1995年アリゾナ州ツーソンにフランチャイズ一号店を出店して以降、全米各地に1300店舗を超える店舗を出店し、一大チェーンとして発展した。ニューヨーク・タイムズスクエアに旗艦店を持ち、アラスカやハワイ、カナダ、カリブ海地域、グアムやプエルトリコにも出店した。 2004年ローレンス・モルツが相談役パートナーに就任。 澤田貴司にコールド・ストーン・クリーマリーを紹介し、2005年に澤田がコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンの代表取締役会長に就任した。[2] 2005年(平成17年)11月3日、初の米国外進出第1号店舗として東京都港区・六本木ヒルズに出店した。日本での店舗展開は順調で最盛期は北海道から沖縄に及んだが、2010年代後半以降は急速に縮小し、2022年2月には2店舗のみとなった。 さらに2006年7月15日には韓国ソウル中心部の鍾路地区へ出店し、アジア地区への浸透を進めている。 日本での展開
日本では、コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン株式会社が設立し運営をしていたが、2014年1月8日に築地銀だこを運営する株式会社ホットランドの完全子会社となった[4]のち、2019年12月1日にホットランドへ吸収合併された。 店舗
脚注関連項目
外部リンク
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