イオンモール沖縄ライカム
イオンモール沖縄ライカム(イオンモールおきなわライカム)は、沖縄県中頭郡北中城村に立地するイオンモール運営のショッピングセンター。 概要米軍基地キャンプ瑞慶覧の米海兵隊ゴルフ場「泡瀬ゴルフ場」が条件付き返還され、アワセ土地区画整理事業区で建設された多機能複合型ショッピングモール[2][3]。当初は2013年秋の開業が予定されていた[4][5]。計画・着工時の仮称は「イオンモール北中城」[広報 3]。 →「泡瀬ゴルフ場」も参照
商業面積は86,000m2、開業当時でも78,000m2と沖縄県内最大の規模を誇り[6][7]、商圏は沖縄本島全域におよぶ[8]。また、本施設は他のイオンモール店舗と異なり「リゾートモール」として位置付けられており、地元客のみならず県外から訪れる観光客もターゲットとなっている[広報 1][9]。 これまで、沖縄県におけるイオングループのショッピングセンターはイオン琉球が運営する「イオンショッピングセンター」で展開していたが、ショッピングセンター全体をイオンモール株式会社が運営する「イオンモール」としての出店は沖縄県初となった。 店舗名称について名称にある「ライカム」(RYCOM)とは、かつて北中城村比嘉地区に置かれていた琉球米軍司令部(Ryukyu Command headquarters)の略であり、本施設が地区周辺にあるライカム交差点に隣接していることや、「ライカム」の名称が沖縄県民に浸透していることから名付けられた[広報 4]。2019年9月7日には、当施設を中心とする周辺一帯の住所が「字ライカム」に変更となった[広報 5]。 沿革
館内構成本施設は地上5階建てで、1階の専門店街は隣接する駐車場の一部を店舗化し増床されている[12]。吹き抜けスペースには大型水槽「ライカムアクアリウム」が設置されており、トラフザメやナポレオンフィッシュなどの大型魚なども展示されている。水量は100tを超えており水族館を除いた商業施設内の水槽としては日本最大級となる[17]。 敷地内には地元在住の陶芸家によるシーサー像が設置されており、入口付近には本施設が建設された場所にあった旧字比嘉集落の石碑が建立されている[18]。この他、外部棟「ライカムヴィレッジ」は庭園デザイナーの石原和幸が造園を手掛けている[18][19]。 フロアの詳細については「フロアガイド」を参照。
主なテナント核店舗はイオン琉球が運営する「イオンスタイルライカム」である。開店当初は「イオンライカム店」を名乗っており、店内看板や公式サイトの「ÆON STYLE」表記とは異なっていた。 開業当時は約230店舗が入居しており、うち九州・沖縄地区初出店が49店舗、沖縄県初出店が70店舗である[広報 1]。 テナントの詳細については、「ショップリスト」を参照。 シネマライカム
シネマライカムは沖縄県の映画館チェーンである「スターシアターズ」系列のシネマコンプレックスで、本施設の4階に位置する。上映面数は9スクリーンで収容人数は1,403人[20]。 アクセス高速道路
路線バス→「沖縄本島のバス路線」を参照
脚注注釈
出典
広報資料など一次資料
関連項目外部リンク
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