コシナ
株式会社コシナ(英: COSINA CO.,LTD.)は長野県中野市に本社を置く光学機器メーカーである。本社所在地は長野県中野市大字吉田1081。 会社名は社長の出身地である中野市大字越(越「コシ」+中野の「ナ」)に由来する[1]。 概要自社一眼レフカメラの製造では知名度を持たなかったが、他社へのOEM供給などで実績を作った。一時は国産有力カメラメーカーの普及クラスの一眼レフの多くがコシナからのOEM製品であった。35mmまた28mm~210mm交換ズームレンズなど他社も追随するユニークな製品を作り出している。 1999年にはプルス・フォトおよびリング・フォトからドイツの老舗光学器械メーカーであるフォクトレンダー(Voigtländer)の商標使用権を獲得し、以後ライカMシリーズとレンズマウントの互換性を有したレンジファインダーカメラ「フォクトレンダー・ベッサ」シリーズやカール・ツァイス(Carl Zeiss)と共同開発したツァイスブランドの「ツァイス・イコン(Zeiss Ikon)」を発売し、一躍カメラメーカーとしての名を広めた。 沿革
主な製品一般向けに発売されている製品としては フォクトレンダー(Voigtländer)ブランドの製品。→詳細は「コシナ・フォクトレンダーのカメラ製品一覧」を参照
ツァイス・イコン(Zeiss Ikon)ブランドの製品。→詳細は「ツァイス・イコン § 新生ツァイスイコン」を参照
カール・ツァイス(Carl Zeiss)ブランドの製品。詳細は「ビオゴン」「ディスタゴン」「プラナー」、「ゾナー」「テッサー」「Touit」を参照 自社ブランド製品。→詳細は「コシナのカメラ製品一覧」を参照
またローライから発売されているレンジファインダー・カメラローライ35RFや、セイコーエプソンから発売されているレンジファインダー・デジタルカメラ「R-D1」シリーズは、ベッサRシリーズを原型としている。2003年には、トプコンのライセンスの元で一眼レフ用マニュアルレンズオートトプコール58mmF1.4を復刻している。ロモから発売されている「ロモLC-A」は、コシナ「CX-2」をコピーしたものといわれる。 脚注
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