キャンディライド
キャンディライド(英:Candy Ride)[1][5]は、アルゼンチン生産、同国およびアメリカ合衆国調教の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍は2003年のパシフィッククラシックステークス、2002年のサンイシドロ大賞、JSアンチョレナ大賞。 現役時代2002年8月にアルゼンチンでデビューし、12馬身差で勝利[5]。2戦目のG1競走サンイシドロ大賞も8馬身差で制する[5]。3戦目のG1競走JSアンチョレナ大賞でも2着に8馬身差をつけ、さらに芝1600メートルの世界レコードとなる1分31秒01のタイムを記録してGI2勝目を挙げる[5][6]。アルゼンチン時代の3戦で2着馬に付けた着差の合計は28馬身に上った[5][7]。 2003年よりアメリカ合衆国に移籍し、ハリウッドパーク競馬場でのオプショナルクレーミング競走を勝ってアメリカンハンデキャップもレコードタイムで制し連勝する[5]。移籍3戦目のパシフィッククラシックステークス(GI)ではデルマー競馬場のダート10ハロンのコースレコードとなる1分59秒11のタイムを記録してアメリカでの初のGIタイトルを獲得した[6]。ここまで6戦無敗と底を見せておらず、更なる活躍が期待されたが、左脚球節の故障により戦線を離脱し、2004年8月に現役引退が発表された[7][8][5]。 競走成績以下の内容は、EQUIBASEの情報[2]に基づく。
種牡馬時代2005年よりケンタッキー州のヒルンデイルファームで種牡馬入り。初年度産駒がデビューした2008年の新種牡馬リーディングで3位となり、2009年からレーンズエンドファームに移動[9]。2017年はエクリプス賞年度代表馬に輝いたガンランナーの活躍によって北米種牡馬リーディングでアンブライドルズソングに次ぐ2位に入った[9]。2019年度の種付料は8万ドルだったが、2020年度には10万ドルに上昇している[10]。 産駒のトゥワーリングキャンディが種牡馬入りしており、2021年プリークネスステークス勝ちのロンバウアーなどのG1ウイナーを輩出している[11]。 主な産駒
ブルードメアサイアーとしての主な産駒
血統表
脚注
外部リンク
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