オーサムアゲイン
オーサムアゲイン (Awesome Again) [1]とはカナダ生産、アメリカ合衆国の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に1998年のブリーダーズカップ・クラシック、ホイットニーハンデキャップ。 競走馬時代
1997年5月25日、ハリウッドパーク競馬場のメイドン競走でデビューして3着。6月ハリウッドパークの2戦目で勝ちあがる[4]。3戦目としてウッドバイン競馬場のクイーンズプレートに出走し優勝、サラトガ競馬場に転戦してジムダンディステークスを制するが、続くトラヴァーズステークスとルイジアナダウンズ競馬場でのスーパーダービーは、ともにデピュティコマンダーの前に3着、5着という結果に終わる。3歳の残りのシーズンは休養に充てられた。 古馬となった翌1998年5月にチャーチルダウンズ競馬場のアローワンス競走で復帰して勝ち上がると、続くG2競走スティーヴンフォスターハンデキャップもシルバーチャームを下して勝ち、ホイットニーハンデキャップではテイルオブザキャットを破ってG1競走初制覇と成す。サラトガブリーダーズカップハンデキャップとG3競走ホーソーンゴールドカップハンデキャップをも勝って重賞4連勝、1998年に入って負け知らずのままブリーダーズカップ・クラシックに駒を進めた。G1競走優勝馬8頭が顔をそろえたブリーダーズカップ・クラシックでは、8頭のうちのシルバーチャーム、スウェイン、コロナドズクエストを前に置いてレースを進めたが、最後の直線走路でシルバーチャームとスウェインが外側の進路に進んだ間隙を突き駆け抜けてシルバーチャームに4分の3馬身差つけて優勝[4]。1998年シーズンは不敗で、そのまま引退した。 競走成績以下の内容は、EQIBASE[2]の情報および記載法に基づく。
引退後引退後はアデナスプリングスで種牡馬となり、2004年には産駒のゴーストザッパーがブリーダーズカップ・クラシックを優勝して親子制覇を果たし、その他ジンジャーパンチ(2007年ディスタフ)、ウィルコ(2004年ジュヴェナイル)、ラウンドポンド(2006年ディスタフ)を加えて計4頭のブリーダーズカップ優勝馬を送り出した[4]。2011年に疝痛を起こして緊急の開腹手術を受けたこともあっが、大事には至らなかった[5]。2019年の種付けシーズン後に種牡馬生活から退いたが、その時点で重賞優勝馬38頭、そのうちG1競走優勝馬は14頭を数えた[4]。 種牡馬引退後の2020年10月に功労馬牧場であるオールドフレンズに移っていたが、それから間もなくの2020年12月15日に死亡した。26歳であった[3]。 代表産駒※G1競走勝利馬のみ記載
ブルードメアサイアーとしてのおもな産駒
血統表
脚注
外部リンク
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