エレットラ (A 5340)
エレットラ(イタリア語: Elettra, A 5340)は、イタリア海軍の情報収集艦。公式の艦種は多用途支援艦(Nuova Unità Polivalente di Supporto, NUPS)[1]。艦名はグリエルモ・マルコーニの娘エレットラに由来し、この名を受け継いだイタリア軍艦としては2代目にあたる。同型艦はない。 設計面では、北大西洋条約機構の海洋観測艦「アライアンス」の発展型となっている[1]。 主たる任務は戦略的情報収集任務で、電磁および音響情報の収集、解析のほか海底研究の支援や後方支援業務も行う。 艦歴「エレットラ」は、フィンカンティエリリヴァ・トリゴソ造船所で建造され、2002年8月24日にマルコーニの娘プリンチペッサ・エレットラ・マルコーニにより命名・進水し、2003年4月2日に就役する。 遠洋部隊司令部に配属されラ・スペツィア海軍基地を母港にしている。 参考文献外部リンク
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