エカテリーナ・クラコワ
エカテリーナ・アンドレーヴナ・クラコワ(英: Ekaterina Andreevna Kurakova、2002年6月24日[1] - )は、ロシア・モスクワ出身のポーランド代表フィギュアスケート選手(女子シングル)。 経歴2018年前半にポーランドへ移籍。 2019-2020シーズン国際大会デビュー 2019年7月にISUより国際大会への出場が許可されジュニアグランプリシリーズに出場。リガ杯5位、バルティック杯7位の成績を収める。 また、ISUチャレンジャーシリーズのワルシャワ杯においてはブレイディ・テネルを破り優勝。また、ロシアから他国へ移籍した選手として史上2人目となる200点超を果たした。(1人目はカザフスタン代表のエリザベート・トゥルシンバエワ) 2020-2021シーズンコロナ禍の影響により大会の中止が続く中、グランプリシリーズのスケートカナダにアサイン(割り振り)される。しかし、ビザなどの関係上エントリーを取りやめた。その後大会自体が中止となってしまった。 初めて出場した世界選手権ではミスが相次ぎ52.28点でSP32位となり惜しくもFS出場を逃した。 2021-2022シーズン2021-2022シーズンの初戦はロンバルディア杯となりアリサ・リュウに次いで2位となる。 また、前年の世界選手権の結果により獲得できなかったオリンピック枠を獲得するためにネーベルホルン杯に出場した。SP6位と枠獲得圏内ぎりぎりに付けて臨んだFSでは自己ベストに迫る会心の演技で2位に入り北京オリンピックのポーランド代表枠を獲得した。 前年に出場できなかったグランプリシリーズではスケートアメリカとロステレコム杯の2戦アサインされスケートアメリカ、ロステレコム杯ともに9位で終えた。 北京オリンピックでは、ショートでミスがあり、24位で辛うじてフリー進出。フリーではオリンピック女子シングルで初となる3ルッツ+オイラー+3フリップの3連続ジャンプを着氷し12位まで上げた。その後、Instagramでは「人生は必ずしも楽ではない。私たちは皆、時には困難な時期を経験しなければならない。しかし、あきらめなければ、報われるだろう。これが私のプログラムで伝えようとしていることだ。人生は美しい。」と投稿した。 2022-2023シーズン2022-2023シーズンの初戦は昨季と同じくロンバルディア杯。日本の坂本花織、渡辺倫果らと争うことに。 SPのライブストリーミングでは、クラコワの演技中に画面が固まってしまい、ファンはクラコワ本人の演技を見ることができない事態に。 FSの演技は減点される要素の少ないほぼ完璧な演技を見せ129.17点でFS3位に滑り込み、優勝の渡辺倫果、2位の坂本花織とともに表彰台に立った。 前年の欧州選手権の結果とロシア選手の国際大会派遣中止を受け、日本で開催されるジャパンオープンに出場が決まり、初来日。その後カーニバル・オン・アイスに出演し、翌日には八戸で開催されたスターズ・オン・アイスにも出演。 昨季に引き続き2シーズン連続で選出されたグランプリシリーズではスケートアメリカ、MKジョン・ウィルソン杯ともに5位で終えた。 主な戦績
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脚注
外部リンク
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