イオンタウン鷹巣
イオンタウン鷹巣(イオンタウンたかのす)は、秋田県北秋田市にあるイオンタウンが管理・運営するショッピングセンターである。 概要1992年6月にジャスコが地元商業関係者の要請などを受けて、旧鷹巣町の国道105号沿いに出店を表明。地権者との用地取得交渉を開始。ところが、1992年8月に出店予定地の一部を伊徳(現在の伊徳ホールディングス)が先行取得していたことが判明。ジャスコと計画を推進していた地元商業関係者は猛反発。さらには、ジャスコと伊徳による激しい用地取得争いに発展。鷹巣町も調整に乗り出すも、お互いにゆずらず鷹巣町の大型商業施設建設は暗礁に乗り上げ、計画は頓挫し[2]、長い間「ジャスコ出店予定地」を書かれた看板だけが置かれていた。 イオンが同地での出店を断念し、当初の出店予定地に隣接する北秋田市栄地区に改めて出店を表明。事業主体もイオンからマックスバリュ東北に変更し、地権者との交渉を開始し、2007年7月23日に大規模小売店舗立地法により「(仮称)イオンタウンたかのす」として秋田県に届け出た[3]。続く2008年6月に「マックスバリュたかのす店」を核店舗とする「イオンタウンたかのすショッピングセンター」がオープンした。1992年の計画発表から15年がかりでのオープンとなった[4]。 核店舗の「マックスバリュたかのす店」は、同友の「同友たかのす店」が前身。2002年3月、マックスバリュ東北が同友を子会社化したのに伴い、2002年5月に「マックスバリュたかのす店」に改称。当ショッピングセンター開設時に移転されたものである[5]。2011年10月にはスーパーマーケット業態からディスカウント業態に転換し、「ザ・ビッグたかのす店」としてリニューアルオープンした。 平屋建てのザ・ビッグ棟には、「ザ・ビッグたかのす店」と専門店街が併設されており、駐車場を囲むように別棟店舗が並んでいる。土地の一部が秋田たかのす農業協同組合所有のため、同組合のATMと同組合が運営するセルフ式ガソリンスタンドも出店。2009年には、ダイナムの新業態店舗「信頼の森」第1号店であり、ダイナム300号店に当たる「信頼の森秋田たかのす店」もオープンした。 ジャスコと伊徳が争っていた土地には、伊徳が「たかのすモール」の名称で商業施設を建設し、2008年5月21日にオープンした[6]。 2012年7月23日に「イオンタウン平賀ショッピングセンター(平賀SC)」(青森県平川市)と、「イオンタウン大曲福田ショッピングセンター(大曲福田SC)」(秋田県大仙市)とともに、イオンタウンへ譲渡した[7]。これに伴い、9月1日から名称を「イオンタウンたかのすショッピングセンター(たかのすSC)」から「イオンタウン鷹巣」(たかのすを漢字表記)に変更した[1]。 沿革
店舗核店舗専門店街の主な店舗他は公式サイトを参照。 別棟アクセス
脚注
関連項目外部リンク
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