アレックス・ブランディーノ
アレッサンドレ・ブランディーノ(Alessandre Blandino, 1992年11月6日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ郡パロアルト出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。MLBのシンシナティ・レッズ傘下所属。 経歴プロ入りとレッズ時代2011年のMLBドラフト38巡目(全体1156位)でオークランド・アスレチックスから指名されたが、この時は契約せずにスタンフォード大学へ進学した。 2014年のMLBドラフト1巡目追補(全体29位)でシンシナティ・レッズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級ビリングス・マスタングスでプロデビュー。A級デイトン・ドラゴンズでもプレーし、2球団合計で63試合に出場して打率.283、8本塁打、32打点、7盗塁を記録した。 2015年はA+級デイトナ・トーテュガスとAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズでプレーし、2球団合計で110試合に出場して打率.278、10本塁打、53打点、9盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。 2016年はAA級ペンサコーラでプレーし、113試合に出場して打率.232、8本塁打、37打点、14盗塁を記録した。 2017年はAA級ペンサコーラとAAA級ルイビル・バッツでプレーし、2球団合計で125試合に出場して打率.265、12本塁打、51打点、4盗塁を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。 2018年は開幕をAAA級ルイビルで迎えた。4月9日にメジャー初昇格を果たし、翌10日のフィラデルフィア・フィリーズ戦にて「7番・三塁手」で先発出場してメジャーデビュー(結果は3打数無安打)[2]。この年メジャーでは69試合に出場して打率.234、1本塁打、8打点を記録した。このシーズンの7月11日のインディアンズ戦では野手登板し、90マイル(約145km/h)の直球に加え、ナックルボールも駆使し、地元メディアからも「ディッキーに見える」と称賛された[3]。 2019年は23試合に出場し、打率.250、1本塁打、3打点という成績だった。 2020年はメジャー昇格の機会はなく、また新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグが開催中止となったため、公式戦に出場することはなかった。 2021年は2年ぶりにメジャー昇格を果たしたが、6月5日に10日間の故障者リスト入りし[4]、さらに7月17日に右手の骨折のため60日間の故障者リスト入りした[4]。以後この年のメジャーでの出場はなく、オフの11月7日にFAとなった[4]。 ジャイアンツ傘下時代2021年12月10日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ[5]。 2022年はAAA級サクラメント・リバーキャッツに所属し、後述の移籍まで24試合に出場して打率.183、1本塁打、9打点という成績だった[4]。 マリナーズ傘下時代2022年5月14日にスチュアート・フェアチャイルドとのトレードでシアトル・マリナーズに移籍した[4]。移籍後はAAA級タコマ・レイニアーズで47試合に出場したが、打率.203、3本塁打、22打点、7盗塁に終わり、8月1日に自由契約となった[4]。 マリナーズ退団後2023年は、3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にニカラグア代表として出場した[6]。その後はいずれの球団にも所属せず、野球から離れていた[7]。 レッズ傘下時代2023年11月22日、かつて在籍したシンシナティ・レッズにマイナー契約で復帰した[4][7]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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