デレク・ヒル (野球)
デレク・ジェローム・ヒル(Derek Jerome Hill, 1995年12月30日 - )は、アメリカ合衆国アイオワ州デモイン出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。MLBのマイアミ・マーリンズ所属。 経歴プロ入りとタイガース時代2014年のMLBドラフト1巡目 (全体23位) でデトロイト・タイガースから指名され、予定していたオレゴン大学への進学を取り止めプロ入り[1]。契約金は200万ドル。2019年まで傘下のマイナーチームでプレーした。 2020年9月2日にジャコビー・ジョーンズの故障離脱に伴いメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、4日のミネソタ・ツインズ戦に途中出場してメジャーデビューを果たした[2]。この年はメジャーで15試合に出場して打率.091の成績を記録した[3]。 マリナーズ傘下時代2022年8月5日にウェイバー公示を経てシアトル・マリナーズへ移籍した[5]。移籍後は傘下のAAA級タコマ・レイニアーズへ送られ、メジャーへの昇格はなかった。オフの10月26日にDFAとなり[6]、28日にウェイバー公示された後、11月10日にFAとなった。 ナショナルズ時代2022年11月22日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[7]。 2023年は傘下AAA級ロチェスター・レッドウィングスで開幕を迎えた[7]。48試合に出場して打率.324、8本塁打、31打点、10盗塁の好成績を記録して、6月21日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。オフの10月2日にFAとなった。 レンジャーズ時代2023年12月27日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を迎えた。 2024年は傘下AAA級ラウンドロック・エクスプレスで開幕を迎えた。5月21日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。6月7日にDFAとなった。6月12日に傘下AAA級ラウンドロックへ配属された。6月26日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。7月20日にDFAとなった。 ジャイアンツ時代2024年7月23日にウェイバー公示を経てサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した。8月2日にDFAとなった。 マーリンズ時代2024年8月3日にウェイバー公示を経てマイアミ・マーリンズへ移籍した。8月18日のメッツ戦では中堅手を守り、中堅後方の打球を捕球し、速やかに右翼手のヘスス・サンチェスへ送球[9]。そのサンチェスが二塁手のオット・ロペスへ送球[9]。そのロペスが更に捕手のニック・フォーテスへ送球し、メッツの走者であるマーク・ビエントスを本塁で刺殺[9]。これにより史上初の「8-9-4-2の併殺打」という珍プレーを記録した[9]。 人物父親のオルシノ・ヒルはロサンゼルス・ドジャースでスカウトを務めている[10]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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