アダム・ローウェン
アダム・アレクサンダー・ローウェン(Adam Alexander Loewen, 1984年4月9日 - )は、カナダ連邦ブリティッシュコロンビア州サレー出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。現在はフリーエージェント(FA)。 経歴プロ入りとオリオールズ時代2002年のMLBドラフトで、カナダ人選手として史上最高順位となる1巡目(全体4位)でボルチモア・オリオールズから指名を受け、プロ入り。 2006年開幕前の3月に開催された第1回WBCのカナダ代表に選出された[1]。シーズンでは5月22日にメジャーへ昇格し、翌23日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビューを果たした。昇格後は、先発ローテーションに入り、大器の片鱗を見せ付けた。特に7.85という高い奪三振率は特筆に値する数値を残した。 2007年5月に左肘を故障し、シーズンを終えることとなった。その後、投手を断念して野手へ転向。 ブルージェイズ時代2008年10月24日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。 2011年9月6日にブルージェイズとメジャー契約を結び、外野手として3年ぶりにメジャー復帰を果たす。9月7日のボストン・レッドソックス戦でダニエル・バードからメジャー初安打を放った。9月11日にはメジャー初本塁打。しかし翌年のチーム構想には入れずFAとなり、11月22日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。 2012年9月11日に第3回WBC予選のカナダ代表に選出された[2]。11月3日にFAとなった。 2013年1月12日に古巣のブルージェイズとマイナー契約を結んだ。1月17日に第3回WBC本戦のカナダ代表が発表され[3]、代表入りした[4][5]。11月5日にFAとなった。 フィリーズ時代2014年4月16日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ[6]。 2015年もフィリーズとマイナー契約を結び、投手に再転向した。6月17日に2015年パンアメリカン競技大会の男子野球カナダ代表に選出された[7]が、6月30日に辞退した[8]。8月7日にメジャー契約となり25人枠入り。10月7日に40人枠から外された[9]。 ダイヤモンドバックス時代2015年10月30日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ[10]。 2016年の開幕は傘下のAAA級リノ・エーシズで迎えた。7月30日にメジャー契約を結んで25人枠入りした[11]。8月15日に戦力外となり、18日に40人枠を外れる形でAAA級リノへ配属された[11]。 レンジャーズ傘下時代2017年2月8日に第4回WBCのカナダ代表に選出された[12]。2月13日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[11]。3月1日に選出されていたWBCカナダ代表を辞退した[13]。11月6日にFAとなった[11]。 2018年2月25日にレンジャーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[14]。5月31日にFAとなった[11]。 独立リーグ時代2018年6月16日、独立リーグ・アトランティックリーグのニューブリテン・ビーズと契約した[15]。シーズン終了後に退団した。 詳細情報年度別打撃成績
年度別投手成績
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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