たいじ
たいじ(1991年3月24日 - )は、日本のストリーマー・元プロゲーマー。本名は吉田 友樹(よしだ ゆうき)。主にライブ配信プラットフォームOPENREC.tvで配信活動をしており、YouTubeにも動画を投稿している。 人物・エピソード
経歴生い立ち1991年、北海道にて生誕。2歳の頃からゲームを始める。小学校時代は『大乱闘スマッシュブラザーズ』『ゴールデンアイ 007』などをプレイしており、『パーフェクトダーク』で初めてのタイムアタックをした[8]。2002年頃、オンラインゲーム『風の王国』に熱中。同時期に2ちゃんねるを知り、その影響から掲示板やゲーム内で荒らしをしたこともある[9]。中学高校時代にかけて2ちゃんねるでゲーム配信を見ていたことが後の配信活動へと繋がる。 初配信2009年6月、なんでも実況Vにてバイオハザードの実況プレイを初配信。マイクの音質が悪く胎内から配信しているように聞こえたことから視聴者に「胎児」と名付けられた。バイオハザード4ではストーリーを無改造・初期体力・初期ハンドガン・ノーコンテニュー縛りで世界初クリア、5ではマーセナリーズを実験施設以外のステージで世界一、6ではマーセナリーズを発売一週間で全てのステージで世界一などの記録を残す[10]。 スプラトゥーン発売直後2015年5月末、妻のために購入したスプラトゥーンに自身が熱中。同年6月24日からニコニコ動画でスプラトゥーンのプレイ動画の投稿を始め、10月21日からはニコニコ生放送にて配信を始める。動画投稿のきっかけを2016年1月の配信では「妻の家族に視点を見たいと言われたから」と話していたが、後のインタビューでは「投稿されていたプレイ動画よりも自身の方が上手いと感じたから」と答えている[11]。 チーム活動開始知人である竹田ぺろあきからコミュニティ大会「チーム総イカ戦」の話を持ちかけられ、チーム結成を企てる。当大会の主催者であるあのポンは参加資格を設けており、活動に問題のあるプレイヤーは落とすと聞いたたいじ[注 1]は誘いを断り、自らチームメイトを選抜し作り上げることにした。Twitterでメンバー募集の呼びかけを行うなどしたのち、しゅーとん、ギコ、りょぼと共に固定チーム「U Kids」を結成。大会前にはチョーシランキング上位を独占、チーム総イカ戦を全戦全勝で優勝しその実力を轟かせた。当時では珍しい言葉数を極力減らした位置報告が「歯医者のよう」と話題になり、プレイ以外の面でも有名チームの一つとなった。 その後、いくつかの大会に出場するも優勝に届くことはなく準優勝やベスト4、ベスト8という結果を多く重ねたことから「無冠の帝王」と揶揄されるようになる。スプラトゥーンの生放送主で最も同時接続視聴者を集めていたことなど他にも理由はいくつかあると思われるが、「スプラトゥーンの王」の由来の原点はおそらくここからきている。 第3回ラピラビ杯を準優勝で終えた後U Kidsは思うような成績が残せず、大会への出場も徐々に減っていき2016年には事実上解散状態となった。
No Kidsメンバーとして活動チーム「文明開化」でeSPLでの優勝を果たしたものの、あくまで即席のチームであったため再び固定チームを探す状態に戻っていた。そんな折、ちょうどたいじと同じような状態にあった元Anotherのぱいなぽ~、元Decoyのツンデレ娘が新しい固定チームのメンバーを勧誘しており、たいじは暫定的な候補メンバーの一人として元NISのダイナモンとともに誘われ、固定チーム「No Kids」として活動することになった。 No Kidsでは結成後初の大会から優勝を飾り、その後も強豪プレイヤーの集うハイレベルな大会において次々と優勝を重ねた。しかし大規模大会の連続優勝記録を4回とした後、環境の変化や周りのプレイヤーたちの研究が進んだこともあり、スプラチャンピオンシップでは初めて優勝を逃す。その後しばらく優勝からは遠ざかったものの、その後Splated杯、スプラチャンピオンシップでまたも連続優勝を果たした。だが2017年のSyCUPでは早々に敗退を喫し、その後メンバーの一人ぱいなぽ~が「就職活動に専念したい」との理由からチームを去り、チームは解散となった。 スプラトゥーン2発売・GG BOYZ結成後2017年にスプラトゥーンの続編である『スプラトゥーン2』が発売されると、GG BOYZ(通称:GZ)を固定チームとして活動。第2回WFB杯で優勝したチーム「SnowballFight」(メンバー:ダイナモン、えとな、やまみっちー)が元となっている。 2017年CyberZ社とスポンサー契約を締結。GG BOYZのメンバーを集める際、ダイナモンは入れるのが本人の中で確定していたため本人と二人で残りの二人のチームメンバーを選んだ。 第3回スプラトゥーン甲子園九州地区大会では準優勝に終わったものの、オンライン甲子園で優勝。オンライン代表として第3回スプラトゥーン甲子園に出場し優勝を果たし、決勝後のインタビューに際しては「やっぱりスプラトゥーンの王はこの俺なんだな」と発言した[12]。出場権を獲得したSplatoon2の世界大会である「Splatoon2 WorldChampionship 2018」でも優勝、『スプラトゥーン2』の世界王者となる。その後も勢いは留まらず、第4回スプラトゥーン甲子園・Splatoon2WorldChampionship2019優勝。スプラトゥーン甲子園・スプラトゥーン世界大会の連覇を達成した。 ガチルールを採用している非公式大会においても結成初期からその強さは健在であり、2018年に他のプロチームも交えて行われたSplat Japan LeagueやPlatinum Cupで優勝するなど、トッププロとしての実績を残している。しかしそれ以降の対戦環境下では戦績が奮わず、高い実績を誇っていたナワバリバトル形式の大会においても、二度目の全国優勝後に開催されたNPB eスポーツシリーズでは優勝を逃した。成績不振に伴うモチベーションの低下によって大会出場やチーム練習の機会が減少していく中、第5回甲子園大会の予選を控えた時期にメンバーの一人やまみっちーがチームへの不満を配信上で露わにしたことで、チームは予選出場を見送り活動休止状態に陥った。その後数ヶ月に及ぶ話し合いの結果、2019年11月27日にやまみっちーは学業に専念するとの理由で活動休止を発表した。たいじを含めた他のメンバー3人は残留し、抜けたやまみっちーの穴埋めとしてれんぞーんを招き、2020年2月には第5回スプラトゥーン甲子園関東地区大会DAY1で優勝。本戦への出場権を獲得した。本戦では3連覇を期待されていたものの、DAY2の1回戦で敗れベスト8に終わった。 れんぞーん加入後のGG BOYZは、甲子園の本戦がコロナ禍の影響で延期していた期間中と本戦の後にわたって開催されていたPremier Leagueにも招待され出場したが、出場6チーム中最下位という結果に終わった。先述したように公式大会で採用されているナワバリバトル以外のガチルールでの弱点がかねてから懸念されていたが、それが露呈した形となった。 実況パワフルプロ野球での活動2018年に野球ゲーム・実況パワフルプロ野球のeスポーツリーグである「eBASEBALL プロリーグ」の西日本オフライン選考会で合格し、読売ジャイアンツ代表選手として2位指名で入団。メンバーはてぃーの、ころころ。本格的に同ゲームをプレイし始めて2か月でプロ入りを果たす。パワプロ歴の短さと別ゲーム(スプラトゥーン2)の世界王者という異質な経歴からメディアからの脚光を浴びる。 当初はパワプロ歴の短さからプレイに対し信用が薄かったが、第3節にて初勝利を収めると続けて4・5節も連勝、最終的には3勝1分1敗でチームの中で一番の勝ち頭となった。CSに3位で出場し広島を破ったが、その後横浜に敗北[13]。 eBASEBALL 2019では読売ジャイアンツの継続契約選手として参戦。昨年のメンバーに加え新たにどぅーけんを加え活動した。セ・リーグ優勝は逃したものの、終始安定した成績を残し日本シリーズを勝ち上がりパワプロ日本一に輝き、スプラトゥーンに加えパワプロにおいても日本一の座を獲得した。 eBASEBALL 2020でも読売ジャイアンツ継続契約選手として参戦することが確定した。この年はスプラトゥーンのプロとしての戦績が奮わなかったこともあり、パワプロでの連覇を期待されていたが、リーグ順位は3位、CSでも横浜に敗退という結果に終わった。 大会戦績公式大会、企業主催・協賛、その他ベスト4以上を掲載。 スプラトゥーンコミュニティ大会
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注釈出典
プロチームメンバー外部リンク
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