阿川駅(あがわえき)は、山口県下関市豊北町大字阿川字水取にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。改札口は下りホーム側にあり、両ホームは長門市駅寄りにある跨線橋で連絡している。
長門鉄道部管理[8]の無人駅[2][3]。以前は近距離乗車券(常備券のみ)を駅前の個人商店で発売する簡易委託駅であったが、2012年(平成24年)4月1日限りで終了した。
昔ながらの木造駅舎は2019年12月までに解体され、2023年時点はJR西日本が建てた待合室、カフェ(レンタサイクル兼営)とそれに付属する壁が無い建物の、カーポートを転用した合計3棟が設置されている[2]。このカフェは山口県萩市のゲストハウス経営者が、のどかな無人駅の風情を生かそうとJR西日本と交渉して駅敷地を借りて開設した[9]。待合室やカフェも地面まで届くはめ殺し窓で見通しが良くしてあり、シロツメグサを植えた広場、旧駅舎で使われていた石州瓦を砕いたチップを埋込んだ通路等公園のような開放的空間としてある[2]。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先
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1
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■山陰本線
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上り
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長門市・東萩方面
|
2
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下り
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滝部・下関方面
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- 付記事項
- のりば番号は改札口と反対側から付番されている(※駅舎側が2番のりば)。
- 2番のりばからは長門市方面への発車も可能で、以前は定期列車でも2番のりば発着上り列車が設定されていた。
利用状況
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。2022年の年間利用客数は7676人である[10]。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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1999
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195
|
2000
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176
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2001
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183
|
2002
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143
|
2003
|
146
|
2004
|
142
|
2005
|
131
|
2006
|
143
|
2007
|
142
|
2008
|
130
|
2009
|
117
|
2010
|
93
|
2011
|
91
|
2012
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74
|
2013
|
49
|
2014
|
50
|
2015
|
50
|
2016
|
49
|
2017
|
43
|
2018
|
39
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2019
|
31
|
2020
|
29
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2021
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28
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2022
|
21
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駅周辺
駅前に数軒の商店がある。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- ■山陰本線
- 長門粟野駅 - 阿川駅 - 特牛駅
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
阿川駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
山陰本線(益田 - 幡生 / 長門市 - 仙崎) |
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仙崎支線 | |
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※斜体*は2023年6-7月の大雨災害により不通となっている区間および休止中の駅。 |