益田駅
益田駅(ますだえき)は、島根県益田市駅前町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。 概要山陰本線を所属線としており[4]、当駅を終点とする山口線を加えた2路線が乗入れている[5]。 山陰本線は当駅を境に運転系統が分断されており、同線当駅以東は浜田鉄道部が管理し、同線戸田小浜以西は長門鉄道部[6] が管理する。 2005年3月1日に「いそかぜ」が廃止され、「スーパーおき」は当駅から山口線へ入るため、現在は当駅 - 幡生駅間では定期優等列車が一本も運転されていない。また、当駅 - 長門市駅間は、運行本数が1桁台となっている。 歴史
駅構造単式・島式ホーム混合2面3線を有する地上駅。駅本屋側に単式ホーム1番のりばがあり、島式2・3番のりばとは跨線橋で連絡している。また、3番のりば外側には留置線があり、夜間滞泊も行われている。2階建て駅舎は1961年(昭和36年)に改築されたもの。 浜田鉄道部[6] 管理の直営駅[2] で、みどりの券売機プラスが設置されている[11]。 のりば
駅弁以前は駅前食堂の阿知波喜淑軒が調製した駅弁が発売されていたが、1990年代に撤退している。その後は駅前の店舗で立ち食いそば屋を経営しながら「かにずし」などを販売していたが、駅前再開発のため2005年に廃業している。
利用状況2021年度の1日平均乗車人員は323人である。2004年度は911人、1994年度は1,261人、1984年度は1,421人であった。 近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[14]。
駅周辺高津川と益田川に挟まれた場所に位置する。昔からの益田市街地(益田地域)は駅東側となる。 駅舎は東西に走る線路南側(吉田南地域)にあり、市役所や文化施設、商業施設等はこちら側に集中する。駅前には再開発ビルである益田駅前ビル EAGAが建つ。駅前から南に県道益田停車場線が延び、100m先で県道益田停車場線と県道益田澄川線に分かれる。 一方、駅北側(吉田地域)は約300m北側を国道191号が平行し、線路の北側には駅前広場になり得る遊休地が存在するが、整備はされていない。駅南北を結ぶ動線は駅から約300m東の県道益田吉田線のアンダーパスと、駅から約500m西の国道9号の高架橋しか無く、市では南北自由通路整備を行う計画がある。
バス路線
隣の駅※山陰本線出雲市方面と山口線を跨る特急「スーパーおき」は全て停車する。また、山陰本線出雲市方面へ向かう特急「スーパーまつかぜ」は当駅が始発駅となる。特急列車の隣の停車駅についてはそれぞれの記事を参照。 脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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