Gedit
gedit(ジーエディット)は、GNOMEデスクトップの標準テキストエディタ。通常のテキストエディタとしての機能に加え、複数のプログラミング言語に対応したハイライト表示、コードスニペットの追加といった、プログラム開発者向けの機能も有している。キー操作はWindows系ショートカットキーでMicrosoft Windowsの操作に慣れたユーザーにも使いやすい。 特徴geditはGtkSourceView[3]経由のシンタックスハイライティング機能をもっており、これはMediaWikiを含む複数のプログラミング言語とマークアップ言語に対応している。geditはまた、GUIのタブを持っており、複数のファイルを同時に編集することができる。タブは、複数のウィンドウ間でユーザーによって任意に移動させることができる。また、GVfsを使ったリモートファイルの編集、完全なアンドゥとリドゥ、検索と置換などにも対応している。他のコード指向の機能としては、行番号の表示、ブラケットマッチング、行折り返し、現在の行のハイライト、自動インデント、自動ファイルバックアップなどが含まれる[4]。 Valenciaは、geditのプラグインで、これを用いるとgeditをValaのための軽量なIDEとして用いることができる[5]。 主な機能
アーキテクチャgeditはGNOME Core Applicationsの一部であり、gedit 3は、GTK 3.0とGNOME 3.0のライブラリを利用している。GNOMEへの統合としては、GNOME Filesとの間でのドラッグとドロップの対応が含まれる。 2008年12月、geditのバイナリはmacOSとMicrosoft Windowsで利用可能になった[8] 。最新のWindows 32bit向けのバイナリは2.30.1で、これは2014年にリリースされたものである[9]。しかしながら、64bit Windows向けのリリースはつづけられている[10]。 ライセンスgeditはGNU General Public Licenseでリリースされている。 関連項目脚注
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