CBキャラウォーズ 失われたギャ〜グ
『CBキャラウォーズ 失われたギャ〜グ』(ちびきゃらうぉーず - うしなわれたぎゃーぐ)は、1992年8月28日にバンプレストから発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。 概要本作は、永井豪作品のキャラクターを使用したクロスオーバー作品である。ジャンルはアクションゲームだが、アイテムによるパラメータ上昇など、若干アクションロールプレイングゲームの要素も含まれる。また、マジンガーZの顔に口が描写されるなど、よりデフォルメされたキャラクターデザインとなっている。 ゲーム内容システム
ガキ大将システムガキ大将と子分の関係を模した、本作の最も特徴的なシステムである。特定の場所に出現する「鉄仮面」を倒すとプレイヤーの子分にすることができる。なお、本作ではプレイヤーは一切お金を持たず、通常の買い物でも子分にお金を出させてアイテムを買わせるというシステムになっている。 ステータス画面で選択できる命令は以下のとおり。
子分に命令すると徐々に不満がたまっていき、不満が頂点に達すると逃げ出してしまう。逆に、食べ物などのアイテムを与えると不満が減少する。 子分のタイプは以下の4タイプからランダムで決定される。
設定ストーリー笑いのもとである「ギャ〜グ」に異変が起き、世界中から笑いが消えようとしていた。デビルマンとマジンガーZは亜馬尻駄ェ門の命を受け、駄ェ門の娘の「菊の助」とその仲間たちのサポートを受けながら、ギャ〜グのある聖笑大社を目指す。 ステージ構成ゲームは全6ステージで構成されている。
なお、2人同時プレイ状態でステージクリアした場合はボーナスステージに挑戦することができる(最終ステージを除く)。 参加作品
スタッフ
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では5、6、5、4の合計20点(満40点)[2]、レビュアーは『ダウンタウン熱血物語』がベースの『ファイナルファイト』系のアクションゲームでキャラをCBにしてギャグテイストになっているが、設定とゲーム内容が合っておらず射程が短く敵も固く嫌らしい動きをしてプレイヤーは接近してボタンを押すだけ、子分コマンドはパシリとしてはいいがそれだけでしかない、次の目的地のヒントが少ない、レスポンスがよろしくない、爽快感がないアクションゲームとしては今一つであくまでキャラクターゲームだとし、セールスポイントのギャグもお子様が対象なのかもしれないがおかしさはあるが大人には笑えないとする者や不満はあるがCBキャラになったとはいえ懐かしのデビルマンが主人公なせいか楽しいとする者がいた[2]。「Best Picks of This Week」の欄では同じ号でレビューした12作品中レビュアー4人中1人が本作を選んだ[3]。『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.25点(満30点)となっている[1]。この得点はスーパーファミコン全ソフトの中で180位(323本中、1993年時点)となっている[1]。
関連項目脚注 |
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