Askville
Askvilleはかつて存在したユーザー主導の調査サイト。Amazon.comによって2006年12月8日に公開されたが[1]、2013年10月25日に閉鎖された[2]。 歴史Askvilleは元投資銀行員でKozmo.com(2001年に閉鎖)の共同創設者でもあった韓国系アメリカ人のジョセフ・パークとアマゾンの出資を受けた共同で創設された[3]。 Google Answers (2002–2006)とは異なり、Askvilleはパソコンゲームの様にデザインされた。ユーザーは特定のトピックに対する自身の答えが良いかどうかで「経験値」を得たり失ったりした。ユーザーは質問したり質問に答えたり、他人の答えの価値に投票したりすることで「クエスト金貨」を受け取れた。これらのコインはAskvilleストアでアイテムに換えることが出来た。 他のQ&Aサイトとは異なる点としてAskvilleは情報サイトと同様に社会コミュニティを進化させた[4]。主に議論掲示板によるものであり「Askvillan」が独立した質問に対して長い白熱した議論を行った。質問によって議論が引き起こされるが、議論はしばしば彼ら自身の人格を帯びたものになった。「経験値」や「クエスト金貨」は議論では稼げないが、多くのAskvillansが意見の交換や、言い争い、特にそこで培われる友情を重視していた。
2008年8月、Askvilleのメンバーコミュニティは節度の欠如とAskville運営の参加について不満を述べた。Askvilleは不満に応答し、ユーザーフィードバックの追跡と操作を行うコミュニティマネージャーを任命し、サイトの運営はより自社の方針を効果的に強化する約束をした[5]。投票システムは匿名投票の追加を含む大幅な改定を受けた。 2008年12月にアマゾンはAskvilleへの追加が予定されていた機能「work on Questville」を無期限延期すると発表した。2011年にアマゾンはQuestvilleの商標を新規に出願し、Questvilleブログを再始動させた。
2013年10月25日"askville.com"のサイトは閉鎖された[8]。Askvilleの歴史的なコンテンツはaskville.amazon.comで2016年初頭までアクセス可能だった[9]。 AskvilleアワードAskvilleは2009年4月にAskvilleアワードを立ち上げた[10]。これらの賞はAskvilleが長年活動しているメンバーや意欲のある新規メンバーを表彰する試みだった。「ベテラン賞」や「オリエンテーション賞」を含むいくつかの賞が存在した。以前はAskvilleに一年以上いるメンバー向けだったが、その後サイトの新規メンバーも対象になった。アワードは全てのメンバーの公開プロフィールに現れた。 脚注
関連項目
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